YouTubeで収益化をスタートしてから2週間。
現時点での「動画1本の値段」がみえてきました。
ハッキリいって、電子書籍やブログよりYouTubeのほうがよほどラクに稼げる。
なかでも「ゲーム実況」というジャンルは、声とテンポと言葉遣いにさえ気をつければ、目立った能力のない人間でもそこそこやれることがわかった。企画力・デザイン力・トーク力、あるに越したことはないですが、なくても戦える。
YouTubeは、可能性にみちた場所です。
ただ問題なのが────自分が本来やりたいのは「創作」だということ。
ゲーム実況で編集の勉強をしつつ、どうにか創作ができないかと画策しています。
「ゲーム実況は創作よりコスパいいよね」
ゲーム実況はとにかくコスパがイイ。
声だしながら遊ぶだけでコンテンツになる。だれでもできます。ハードルもコストもすこぶる低い。
見る側もラクです。いつでもタダでみられる。書籍や映画のようにお金をはらう必要はない。集中力も無用です。
コストが低いということは、そのぶんラクに稼げるということ。
半年で1冊の小説を書くより、半年で100本の動画をアップロードしたほうがよほど安定して稼げる。すくなくともアマチュアレベルではそうだとおもいました。
「創作コンテンツを〝細切り〟にできないか」
YouTubeで創作がしたい。
ただ、決定的な問題でつまづいています。
問題点は前項のとおり、「従来型の創作はコストが高すぎる」ということ。実況動画にくらべて制作時間がすさまじく長い。
なので、
- 創作の制作コストをさげる
- 創作のひとつひとつを短くする
上記の2点で、YouTubeに適応したいとかんがえています。
「創作の制作コストをどう下げる?」
ここでの創作物は「フルボイスの絵本」と仮定します。
必要となる工程は、
- 脚本
- 撮影
- 編集
脚本は口語で3000字ほど。1動画あたり数分のボリューム。
撮影はつまり「画」。
編集は「声当て」「字幕」など。
じゃあこれらをどうやってラクにするか。
- 3Dモデルをつかう
- 合成音声をつかう
- 素材を使いまわす
- 編集を簡素にする
3Dモデル制作ツール「VRoid」。撮影モードがあるため比較的ラクに「画」を用意できる。
合成音声ソフト「Cevio」。設定をいじることで、ひとりのキャラが複数人物を演じることもできる。
グリーンバック素材化することで、動画素材を使いまわす。静止画は透過PNGに。BGMやSEもできるだけ固定化。
編集はPremiere Proでする。字幕はキャラごとにカラーをかえて差別化。1枚の静止画で複数のショットが撮れる。
などなど考えましたが────けっきょく手間がエグい。
1日や2日でできる作業量じゃないです。
そのくせゲーム実況より動画時間がみじかい。
1週間で5分の創作動画、2日で20分の実況動画がつくれるとしたら、単純計算で14倍の再生数がないと創作は実況に勝てない。
このコスト差は、闇雲な努力で覆せるものじゃない。
まとめ「創作は稼ぎづらいという前提の活動」
結論としては、「創作は稼ぎづらい」。
なので「創作は稼ぎづらいという前提」の活動を模索していきたい。もちろんコスト差をちぢめる努力は日々おこなっていく。
個人創作はたぶん、「好きだから」という理由でしかやれない贅沢になっていきます。
高度なツールが登場すれば、創作はもっとラクになるかもしれません。ですがツールの進化には時間がかかるし不明瞭です。いまある機能でやるしかない。
好きなモノを、どう継続し、ライフワークにまで昇華させるか
自分はショートストーリーを扱うYouTubeチャンネルをつくりたいとおもっていますが、おそらくゲーム実況チャンネルより伸びないだろうと予測しています。とにかく動画の量産がむずかしい。
しばらくはゲーム実況を中心に制作して、編集スピードを伸ばしたいです。
ゲーム実況のかたわら、脚本やモデルを制作して、創作動画をつくっていくと。
そんなに要領よくやれるだろうか。
また路線変更するにしろ、1本はサンプルつくりたいですね(ブログに書くかは不明)。
今回は以上です。よき創作ライフを────ではまた。
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