「頭身」によって、キャラの印象はかなり変わります。
「補助線(ガイド線)素材」をつかうと、頭身を安定させやすいです。
「頭身の補助線素材?」
個人利用の範囲なら好きにつかってください。PNG形式、5000×2813px、12頭身(※)まで。
▲ 素材をあらかじめ用意しておくと、立ち絵の頭身チェックがラクチンです。
バランス感覚スゴいヒトなら、補助線ナシでも目当ての頭身をササッと描けるとはおもいます。自分はちょっとできないんで…………補助線つかってチェックしてます。
※ バレー選手やスーパーモデルに「12頭身」がいるようなので多めに。キャプテン翼用(15頭身)素材はほかのヒトにまかせます。
頭身の補助線素材は、Photoshopの「揃え」「分布」機能をつかえばカンタンにつくれるね!
「どうやって使うの?」
「立ち絵に素材をかさねる ⇒ 頭のサイズに合わせて引きのばす」 この場合、キャラの頭身は「約5.5頭身」となります。
▲ 超カンタンです。
なおクリスタの場合、レイヤーにドラッグ&ドロップすれば素材をカンタンに挿入できます。変形はラスタライズしてからやるとラク。
好きな絵柄の頭身をこれでチェックしてみるのもアリですね。
「バランスとるコツは?」
頭身の目安は、「個人の感覚」でまちまちです。
以下は、あくまで自分の目安になります。
「股下」でバランスをとっています。(画力はともかく、頭身バランスには気をつけたつもりですが、なにかおかしかったら教えてください)
▲ 人体は、「股間 – 膝下」と「膝下 – カカト」がおおよそ「1:1」になっています。(もちろんアオリとフカンで比率は変わる)
「上半身」より「下半身」で人体バランスをとるほうが、個人的にはラクです。
上半身は、個性がかなりでます。なで肩だったり、くびれがなかったり、胸が大きかったり────「パーツの高さ」がわかりづらいんですよね。胴だけ長いヒトもいますし。
下半身の「股間」「膝下」「カカト」は、相対的な位置にほとんど個人差がでません。「目安」として最適なわけです。
まっ、コツなんてヒトそれぞれだよね
「まだバランスがむずかしい……」
「デザインドール」をつかえば、さらにカンタンになります。
▼ デザインドール公式
「自分だけのデッサン人形」をカンタンにつくれます。3Dの知識は不要。
「レイヤーウインドウ機能」で、外部ソフトのキャンパス上にカンタンにうつせます。
ただし、デザインドールに依存して、「本質的な画力」が向上するかは疑問です。
自分はもう完全にデザインドールに依存してます。「頭のなかで構図をかんがえること」や「カラダのバランスをとること」が、大の苦手なので。
生まれながらに右脳の出来がよくて、「わたしは神絵師になりたいんだ!」というヒトは、ツールにたよらず自力を鍛えたほうがいいとはおもいます。
まとめ 「つえー絵師はこんなことしないんだろうなぁ……」
補助線素材で頭身チェック────時間はかかります。
「時間かけてもバランスよくしたい!」という時に使うとベンリかもしれません。とくに「キャラクターデザイン」の時とかですかね。1回かいちゃえば次回からの参考資料になりますし。
今回は以上です。よきイラストライフを────ではまたφ(・ω・ )
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