Skebで「暗殺者な女性教師」のリスエストをいただきました。
なお、「Kindle電子書籍用の表紙イラスト」です。
勉強がてらデザインの過程や考察を書いていきます。
▼ 前回のご依頼
「完成イラストは?」
諸事情で一部パーツは隠しています。「色気」「暗殺者」「女性教師」というワードから想起したキャラクターです。
▼ 完全版はpixivで
「依頼内容は?」
依頼内容は、とてもシンプルでした。
- 電書の表紙絵
- 色気
- 殺し屋
- 女性教師
▼ 納品レポートはこちら
「なんでこういう絵にしたの?」
「金額」と「表紙用」の点から、ひとまず「バストアップ」が即決。
色気は「女性らしさの強調」。体型に指示はありませんでしたが、豊かなものだろうと。
教師なので「かわいい」ではなく「知的な美人」寄りに。チーク・アイシャドウ・マスカラといった「化粧」もケバくない程度に。
ネイルやイヤリングは、あえてナシにしました。教師というマジメな職業柄、あまり派手な装いはしないとおもうので。
「暗殺者(殺し屋)」は、シンプルに「ナイフ」「血」「鋭い目」で表現しました。
表情はどこか「憂い」のあるものをめざしました。萌え系ではないのでうっすらと「顔の陰影」も。
背景は「黒板」。教師だと一目でわかるように。
「背景はどう描いたの?」
基本的には「素材の合成」です。
まず「黒板」のテクスチャを用意し、色をグリーン寄りに変更。素材はPixabayより。
あとは「木枠」をそれっぽく描き、影や質感を調整して、完了と。
イラストの「左側」にタイトルを書けるように、意図してすこしスペースを空けておきました。「黒板にタイトル」というのも乙だとおもったので。
「ナイフはどう描いたの?」
Googleで画像検索して、実際のナイフを参考にしながら書きました。
もちろんトレースはしてません。
「ロングブレード」タイプのナイフです。あんまり小っちゃいナイフだと、よわよわしくみえるとおもったんで。思いきって大きなナイフに。
なお「背面のギザギザ」は「セレーション」とよび、ツタやロープを切るためにつかわれる部位だそうです。しらんかった。
▼ 参考
まとめ 「ふだんは描かないオトナの女性」
ふだんは「少女」ばかりを描いているので、今回とてもイイ勉強になりました。
「化粧の重要性」をつよく感じた。やっぱ女性がシンプルにオトナっぽくみえるのって、化粧のマジックがおおきいのかなと、今回描いててもおもいました。
中年以降ならシワでもオトナらしさを表現できますけど、若いと「少女とのちがい」があいまいになっちゃうんで。化粧、大事。
暗殺者な女性教師、いろいろ学ばせてくれました。ご依頼ありがとうございました。
今回は以上です。よきイラストライフを────ではまたφ(・ω・ )
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