Name : きき さん
Title : 質問です
もしほしみさんが絵が得意だとしたら、どうマネタイズしますか?
質問ありがとうございます。面白そうだったので考察してみました。あくまで自分に当てはめた場合なのであしからずです。
前提として、アダルトコンテンツはナシです。
この記事の目次
「絵柄を認知してもらう」
絵に自信があるなら、絵柄を知ってもらう努力をします。
絵柄は「顔」であり「名刺」です。主要なSNSアカウントをつくり、制作物はほとんど露出させます。
そこでお金が発生しないでもいい。とにかく知ってもらう。
絵の客観的な価値は、上手さでも労働時間でもなく「知名度」で上がる────有名になればなるほど「単価」が上がると考えます。
「DeviantARTでコミッションを開く」
海外のアーティストサイト「DeviantART」に投稿します。
▼ DeviantART 世界最大のアート投稿サイト

日本にもpixivがありますが────残念ながら日本には「有料コミッション」の文化がまだ根づいていません。
DeviantARTに投稿しつつ、「海外メインで」コミッションを募集します。
あわせて個人送金用にPayPalのビジネスアカウントを開設しておきます。
クライアントとはDeviantARTのコミッション機能でやりとりしてもいいですが、メンドウならSkebを利用してもいいかもしれません。
▼ Skeb 国内発コミッションサイト

「YouTubeにメイキングをのせる」
メイキング動画をつくり、YouTubeにのせます。
チャンネル登録者1000人の収益化ラインをまずめざす。
1再生、約0.1円。お金だけでなく露出経路としても活用します。人気コンテンツにあやかってファンアートを描くのもいいです。完全オリジナルコンテンツでは検索アルゴリズム的にも弱いので、なるべくほかの大きなワードと組みあわせてタイトルをつくります(もちろんスパムにならない範囲で)。
タイトルは「英語+日本語」。余裕があれば言語別にタイトル変更し、字幕や音声で解説をつける。基本的には海外ユーザーを意識します。
絵がほんとうに上手ければ、工程もコンテンツになります。
「有料作品をつくる」
無料コンテンツに埋没せず、有料コンテンツをつくります。
電子書籍、ゲーム、グッズ。
短期的な利益のためではなく、長期的な「資産」として。
絵柄の商品価値を高めるために活用します。
「結局はコミュニケーション能力」
絵がうまくないイラストレーターでも、稼げるヒトは稼げます。
結局はコミュニケーション能力だとおもいます。
ヒトが集まる場所にのりこみ、必死に自分を売りこみ、友だちをたくさんつくって、仕事や手段を紹介してもらう。人脈こそがマネー。
Twitterでも、有名なイラストレーターさん同士で相互リツイートしあっている。必死にほめて、誠実な関心を寄せて、ちょっとでも界隈に気に入られようと努力する。
絵は基本的に「使われる」ものです。
絵で稼ぎたければ、できるだけ自己主張はひかえ、穏やかな生産者の顔をします。
まとめ「うまさの度合いにもよる」
いくら絵がうまくても、筆がおそければマネタイズは厳しいです。
また、「ちょっとうまい」レベルの絵描きなら今は腐るほどいるので、絵以外の付加価値をつけなければ差別化はできません。
「絵だけ」で稼ぐのは、本当にむずかしいとおもいます。
なのでよほど絵にこだわらなければ、「絵+ほかに好きなもの」の組み合わせでマネタイズをめざします。プログラミングができるならゲーム、記事がかけるならブログ、動画編集ができるなら解説動画、モデリングができるなら3Dモデル、音楽ができるならMV。個性をまぜて特化する。
絵は「伝達」の道具として、ほかの仕事でも活用できるはずです。
今回は以上です。よき創作ライフを────ではまたφ(・ω・ )
▼ 関連記事



