Skebで「電気羊の擬人化」のリクエストをいただきました。
なお用途は「Slack用のアイコン」とのこと。
以下、メモがてらデザインの考察を書いていきます。
▼ 前回のご依頼
「完成イラストは?」
「電気羊」「アホ毛」「Slack用のアイコン」から想起したキャラクターです。
「依頼内容は?」
- Slack用アイコン
- スペース名「電気羊の会」
- バストアップ or 顔ドアップ
- 羊の擬人化少女
- 電気的なメタファのアホ毛
- 性格はイタズラ
- ドヤ顔が似合う
- 4000×4000
「どうしてこういうデザインに?」
「Slack?」
「Slack」は有名なチームコミュニケーションツールです。
▼ Slack公式
このSlackで利用するアイコンのご依頼でした。
4000×4000px。アイコンなので正方形。
「電気羊?」
電気羊の元ネタは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」という超有名なSF小説。
ということで、ベースカラーは「イエロー」に。
サイバー感も出したかったのでサブカラーは「グリーン」に。
結果的にグリーンの印象が強くなりましたがいちおう「金髪」です。角のカタチは元ネタに寄せました。
「電気的なメタファのアホ毛?」
アホ毛の形状には指定がありませんでした。
ただ電気的なイメージをもつアホ毛となると、この「ビリビリマーク」しか思いつきませんでした。暗喩というよりそのままな感じですが。
「電気羊の擬人化」とわかりやすいデザインにはなったかなと。
「背景は?」
背景はマトリックス的なおなじみのやつ。0と1だけではないバージョン。
合成して情報量をふやしつつ、サイバー系のノイズブラシでSF感の仕上げ。
▼ サイバーノイズブラシ(クリスタ用)
まとめ 「アイコンはアイコンでむずかしい」
アイコン用イラストを書くのは今回がはじめてでした。
「正方形に情報をおさめる」ことのむずかしさをめっちゃ感じましたね。
あんまり遠巻きのイメージだと小さい状態で見えづらい。なのでバストアップではなく「顔のドアップ」でいきました。(アイコンは縮小して表示されることがおおい)
別パターンの強めのドヤ顔も用意したんですが、「長く見つづけるならどっちのドヤ顔がいいだろう?」と数日なやんだ結果、ひかえめなドヤ顔のほうを決定稿としました。(差分はせっかくなので同封しました)
アイコンも奥がふかい……。
イロイロ勉強になりました。ご依頼ありがとうございました!
今回は以上です。よきアイコンライフを────ではまたφ(・ω・ )
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