コンセプトは、「スペルなんざいらねーんだよッ!」。
「熱狂的闘技場ファン」「グロウストーンの技術者」を主軸とした偶数ハンドバフパラディンです。「カワキタニの看守」「光合のステゴドン」の新兵シナジーで序盤をこなし、後半アホみたいにデカいミニオンをならべて相手に絶望感をあたえます。
なお、スペルが1枚も入っていません。スペルアレルギーの方にオススメ。
デッキリスト
新兵シナジーで序盤をしのぎ、ハンドバフでデカくして、「生命奪取」で回復しつつ、デカいやつらで相手をボコボコにします。盤面がたのしいデッキです。
### 偶数銀ハンドバフ # クラス: パラディン # フォーマット: スタンダード # ワタリガラス年 # # 2x (2) カワキタニの看守 # 1x (2) クリスタル加工師ケンゴー # 2x (2) 戦利品クレクレ君 # 2x (2) 獰猛なスケイルハイド # 1x (2) 酸性沼ウーズ # 1x (4) カルトの教祖 # 2x (4) サロナイト鉱山の奴隷 # 2x (4) スペルブレイカー # 2x (4) チルブレードの勇者 # 2x (4) 光合のステゴドン # 2x (4) 熱狂的闘技場ファン # 2x (6) アージェントの司令官 # 1x (6) ヴァラニル # 2x (6) グロウストーンの技術者 # 1x (6) ゲン・グレイメイン # 1x (6) モジョー使いジヒィ # 1x (6) 太陽の番人タリム # 1x (6) 黒騎士 # 1x (8) ボーンメア # 1x (8) リッチキング # AAECAZ8FCqsGigf4DLnBAqbOAsLOArfpAs30Av37AsCPAwr7AZkC8gXZxwKbywL30AK35wL27ALd/gLdiQMA # # このデッキを使うには、あんたのクリップボードにコピーして、ハースストーンで新しいデッキを作ってくれ
デッキの特徴
大流行中の「スペルハンター」に強いデッキです。
また、OTKやコントロールにも勝ててます。後半とんでもないデカさのミニオンが並ぶので、とくにハンター・ドルイドでは処理しきれません。「モジョー使いジヒィ」が重要。
アグロにも勝てないことはないです。「クリスタル加工師ケンゴー」「獰猛なスケイルハイド」「チルブレードの勇者」の生命奪取軍団が、中盤からかなり回復してくれます。アグロは序盤次第ですね。
「熱狂的闘技場ファン」と「グロウストーンの技術者」のハンドバフで、ミニオンを大きくしていきます。とくに新カードの闘技場ファンのおかげで、序盤~中盤からバフできるのが強いです。
手札がおおいほど強力な効果をえられるので、「戦利品クレクレ君」や「カルトの教祖」で手札増やしつつバフしたり、「カワキタニの看守」でえた新兵をバフしたり。コントロールが相手のときは、手札の新兵が5/5になるとかザラです。
アグロ相手にはチンタラしてるヒマはないですが、コントロール相手には最大限「出し惜しみ」したほうが勝てる印象です。とくに「サロナイト鉱山の奴隷」を大きくするとクッソつよい。
「モジョー使いジヒィ」は、対コントロール必須カードです。盤面をデカいミニオンで埋めつくしつつ、マナクリスタルを消す。ジヒィのおかげでコンメやプリにも勝てます。
「カワキタニの看守」は、前述のとおりハンドバフと相性がいいです。「光合のステゴドン」とのシナジーで、危機を突破してくれることもしばしば。
なお、「クリスタル・ライオン」はコントロール相手にイマイチだったので不採用。かわりに「アージェントの司令官」を入れ、即効性を高めました。
マリガン・戦法
対スペルハンター
スペルハンターに勝てるのが、このデッキの一番すきなところ。
序盤の秘策ははがしません。手札をためつつ、おちついてハンドバフします。「サロナイト鉱山の奴隷」をバフできればほぼ勝ちです。オオカミに絶大な防御性能があります。
新兵そだてて、バフしたサロナイト鉱山の奴隷でフタをして、生命奪取軍団でどんどん回復していくのが黄金パターン。ラストはジヒィをおいて、「ズルジン」うてなくすれば完封です。序盤次第。
対奇数パラディン
奇数パラディンはとても苦手です。
勝てないこともないですが、相手の事故をいのる必要があります。「獰猛なスケイルハイド」が序盤のカギです。
「サロナイト鉱山の奴隷」も、バフしているヒマないです。出せるタイミングでさっさと出す。
相手が序盤ですこしでも強い動きをみせたら、即コンシでいいとおもいます。一度盤面とられたらまず返せません。
奇数パラとかいう害悪アグロ、そろそろナーフされませんかね。前環境からデッキリストかわらずにトップ維持とかさすがに狂ってるのでは。
対ローグ
雄叫びローグにはけっこう勝ってます。武器ローグは微不利でしょうか。
雄叫びローグもデカいミニオンが並びますが、こっちのほうがデカいです。新兵シナジーで序盤さえしのげば、盤面をとりかえされることはまずない。序盤にケレセスステップされたら素直にコンシ。
武器ローグは、ウーズとジヒィのタイミング次第という印象です。ただ結局、相手がブン回ってたら勝てません。武器ローグもほんとクソ。
対プリースト
プリーストは、けっこうカモかも。
ハンドバフデッキってさほど並べないんで、心霊絶叫や集団ヒステリーがあんまり刺さらないんですよね。ジヒィがあるのでOTKにも勝てます。クローンビッグプリーストにもファティーグで勝てました。
相手次第ですね。こっちは落ちついてハンドバフして、中盤以降に並べていきましょう。並べすぎないことが大事かなと。サロナイト鉱山の奴隷キープありです。
対ドルイド
くっそブン回った挑発ドルイド以外には勝てるのでは。
挑発ドルイドにも勝てるっちゃ勝てます。相手のマナ加速と、ジヒィ次第。
「黒騎士」が活躍します。ハンドバフデッキなので、虫害にビビる必要はあまりナシ。スキあらばステゴドンで猛毒ねらい。大型ミニオン並べまくって、ラストは「スペルブレイカー」で挑発突破。
「自然への回帰」がむしろありがたい。リソース回復して、ハンドバフして、大怪獣バトルしてやりましょう。
入れ替え案メモ
「サロナイト鉱山の奴隷」がナーフされたので、外していいかもしれません。
アグロ~ミッドがキツいなら、「サンフューリーの護衛」がオススメ。
「カルトの教祖」をぬいて「ノームの発明家」を入れるのもなかなかイイ感じ。
まとめ 「盤面のとりあいが楽しめる」
スペル不要、ヴァラニル以外はぜんぶミニオン。
なんといっても「ミニオンを使った盤面制圧」がたのしいデッキです。
武器ローグだのスペルハンターだのOTKだの、「盤面で戦わないデッキ」が大流行しているので、流れに逆らったミッドレンジをつくってみました。
本来のハースストーンって「盤面で戦うゲーム」だったとおもうんですけど…………やっぱりベンブロードがいなくなってから方向性がかわったんですかね。個人的にはミッドレンジ環境が恋しいです。
今回は以上です。よき天下一ヴドゥ祭を────ではまたφ(・ω・ )