hoshimi12です、いつもお世話になっております。友人にブログ更新したほうがいいと言われてちょいちょい頻度を増やしてる今日この頃であります。
さて、最近「Kindle個人出版一本じゃムリ!」ってのが確信としてありまして、別の方向性を模索してます。マルチストア展開とかじゃなくて、「電子書籍だけに依存できない」って意味です。
無料コンテンツを作りまくって、気に入ってくれた読者の方々からご支援いただくってのが、これからのクリエイターの基本になるとおもうんですよ。ソシャゲしかりYouTubeしかりSpotifyしかり。出版業界だけ周回遅れな状況で、いまなんか「漫画村」がどうとかいって政府に泣きついてるみたいですけど。
日本の出版業界はアレなんで、Amazonがなんかやってくれないかなーって期待してるんですが、なかなか来ない……。Kindle UnlimitedやPrime Readingみたいな読み放題サービスは出てきてるものの、両方「月額制」で、完全な無料ではない。
となると、あとは「Pixiv」とかなんですかね?
Pixivの動きがなんか活発
イラスト投稿サイトとしてすでに国内トップのPixivですけど、近ごろクリエイターへの支援システムに本腰入れてきてるみたいなんです。
具体的にはPixivの「BOOTH」と「FACTORY」と「FANBOX」って機能です。BOOTHというのは、個人でネット販売サイトをカンタンに立ち上げられるサービスで、FACTORYというのはそのためのグッズ製作をカンタンに行えるサービスのことです。で、FANBOXというのは、しばらく前に話題になった「ENTY」のイメージに近いサービスです(いわゆるパトロン系)。有名作家のみにベータ開放されていたFANBOXですが、今月から晴れて全開法になるようです。
このFANBOX、これから多くのイラストレーターの拠り所になっていくだろうと予想しています。自分はイラストレーターというよりシナリオライター寄りなんですけどね……。
もしまた無料コンテンツを作っていくんだったら、こういうサービスを利用してもいいかなーと思った次第です。支援者が得られるかはまたべつの話ですけど。
Twitterの類似サービス「Pawoo(マストドン系)」のスタートといい、Pixiv手広くやってますよね……。
「無料が当たり前」の時代
繰り返しになっちゃいますけど、「無料コンテンツが当たり前」の時代だとおもうんですよ。それが良いか悪いかはエライ方々に議論を任せるとして。
小説だってそうです。投稿サイト「小説家になろう」は、この出版不況でも揺るぎない。「出版」も「電子書籍」も下降トレンドなのに、「小説家」だけは右肩上がりですからね。とんでもない需要ですよ。(クリエイターへの支援などは一切気配ないですが)
Googleトレンドで遊んでた図。出版界隈軒並み下降トレンドなのに、なろうはヤバい。
出版不況って、ストーリーやマンガが不要とされてるとかじゃなくて、「お金を払わないと見られない!」っていうのが「時代錯誤」としてとらえられてるだけなんじゃないかなと、最近よく思います。
まぁ……フリゲ時代からずっとこういうことは考えてたんですが。『キミはキメラR』がGooglePlayで30万DLされた時も痛感しました。ただ、イロイロ勉強したかったので、イロイロやってました。
新作つくってます
新作『マチノケモノ』、ぼちぼち作っております。ですが……モチベは正直最悪っすね(おい)。『畜生共の~』辺りからだいぶ怪しかったんですが、『騎士が忘れた~』でまたズガンとやられまして、まーーー読まれない。新作はキミキメシリーズですらないんで、余計読まれないだろうと予想してます。
読まれないといっても、Kindleストア内ではわりと読まれてるほうなんですが、その事実がさらに絶望感を生むんですよ。そもそもストアが抱えてる読者数が少ない、つまり「夢がない」んです(皆無とは言ってない)。感想も少ないですし、音も光も乏しい沼のなかをずっと潜水してるような感覚です。で、バーチャルユーチューバーとかTwitterでマンガ描いてる方々が、めちゃくちゃ眩しくみえるんです。それが次世代のクリエイターとして正しい姿だとも思いますし。
お金がないより、読まれないほうがツラいっす。
今回は以上です。地べた這いつくばっても創作続けるだけですが、方法を模索している今日この頃でした。またぼちぼち無料コンテンツつくるとおもうんで(サウンドノベルかは未定)、そういう意味では読者の方々に喜んでいただけるようになるかなと。メシ食えるかは別ですけどねッ!
生きましょう。ではまたφ(・ω・ )