夏の季節、急に耳鳴りが増えました。
「べつに体調悪くないのに急に増えたな……」と妙に不安で、突発性難聴なんていう不穏なワードも過ぎりました。ですが、それからすぐに原因を特定して、解決しました。以下、メモがてら書いておきます。
この記事の目次
耳鳴りの原因は
端的にいえば、原因は「クーラー」でした。
↑こいつ。普段はいいヤツ。
ちょうど耳鳴りが増えたタイミングと、クーラーを使いはじめたタイミングが合致してたんですよね。それで先日、西丹沢までキャンプにいったんですが、その時は耳鳴りがなかった。いよいよクーラーが原因だろうという結論に至ったわけです。実際に対策したらすぐ治りました。

↑このキャンプ中には耳鳴りがなく、帰宅したら再発。
もうすこし詳しく書くなら、「クーラーによる自律神経の不調」でしょうか。
対策
以下、行った対策を書きます。「どれか一つをやればいい」という話ではないです。自律神経の不調って「ポイント制」みたいなところがあるんで。ひとつひとつストレス要因を潰していくことが肝要だと思います。
対策1:窓をすこし開けておく
とりあえずこれがクリティカルに効きました。つまり「外との気圧差を減らす」ということです。
空気が冷えると、室内の気圧は下がります。密閉性の高い部屋だと余計に。
密閉された部屋をキンキンに冷やした状態から、部屋を出たり、外へ出たりすると、気圧差や温度差で自律神経に相当な負荷がかかるわけです。それを何度も繰り返せばさらにストレスが。「暑さ」や「寒さ」、「高気圧」や「低気圧」もストレスですが、「差」も重大なストレスなわけです。
窓を開けすぎる必要はないです。すこし開けておくだけでも、だいぶ違います。
対策2:設定温度を高めにする
これは「窓をすこし開けておく」に近い話になります。つまり「外との温度差をへらす」ということです。
真夏で外は35度、部屋は24度、気温差11度。ハンパない差ですよね。この差をすこしでも減らしてあげると。ただし、「室内での熱中症」には注意。あくまで多大なストレスにならない程度に、気温差を減らす。
自分は窓をすこし開けつつ、28~30度のしずか風にしてます。ただこれでも湿度が下がる(乾燥する)と体感温度がだいぶ冷えてくるので、雨の日や、太陽の高い日中以外はなるべくクーラーをつけないようにしました。パソコンの熱暴走とも要相談。
対策3:風向で冷気ムラをへらす
身体への直風はもってのほかです。また、風向が下を向いてるのも良くない。なるべくクーラーの風向は水平か上に向けます。そうすれば冷気が上から下へゆっくりと落ち、冷気ムラを防げます。
冷気ムラもつまるところ「差」の話です。また、よく言われる「頭寒足熱」──その逆の状態である「足元が冷えて頭が熱い」という状態は、身体にとても悪い。
クーラーの可動域や配置の問題で、どうしても直風や下向き風を避けられないなら、扇風機をクーラーのほうへ向けて置いておくのも手です。そうすると冷気が上に昇り、うまく循環します。
対策4:季節相応の寝具と服装にする
冬は着込む、夏は脱ぐ。
当たり前のことですが、街中にクーラーが溢れかえっているとなかなか難しいかもしれません。なのでせめて、家でくらいは季節に合わせたほうがいい。
薄手の半袖半ズボンなら、案外クーラーなしでも過ごしやすいです。寝具もしかり。「クーラーが寒いから着込む」という矛盾行動をなるべくとらない(仕事場は仕方ない)。
自宅なら上下メッシュ素材オススメです。
対策5:睡眠しっかり ストレス解消
不規則な生活と睡眠不足も解消するべきです。Googleカレンダーの通知機能使うなり、一日のスケジュールをちゃんと管理して、食べる時間と寝る時間の日ごろの「差」をなるべく減らす。一定のリズムを作る。仮眠もとる。
家庭のストレスとか、仕事のストレスとか、そんなのはまた別の問題ですが、せめてもの自己管理はやると。
そうはいっても安定しないんですけどね() 都度、調整を繰り返す。
めまいや難聴はクーラー以前の問題かも
「耳鳴り」でググると、「メニエール病」だとか「突発性難聴」だとかがズラーーーーーっと出てきて、不安を煽ってきますよね。「今すぐ医者へいけ!」「このクスリやサプリを買え!」とか、たぶん雇われたライターだと思いますけど。
ただ実際、その手の病気の可能性もあります。「激しいめまいが続く」とか「耳が聞こえなくなった」とかの重篤な症状の場合は、医者へ行ったほうがいいと思います。特に突発性難聴は、始め二週間が完治の勝負といいます。
このあたりは「身体の悲鳴」に耳を傾け、ご判断ください。
まとめ
窓をすこし開け、設定温度を高めにし、季節相応の寝具と服装にして、寝不足解消、めまいや難聴はクーラー以前の問題──
皆さま良い夏をお過ごしください。ではまたφ(・ω・ )
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