こんにちは、ほしみです。
2021年現在、VRoidには透過背景での撮影機能はありません。なのでVRoidで作ったVRMモデルの透過PNG素材がほしい場合、ちょっと手間がかかります。
以下、方法とコツをメモがてらまとめておきます。
色指定切りぬきが結局一番ラク
VRM読み込みと透過PNG出力に対応した外部ソフトはありますが、自分でポーズを用意するものがほとんどで、撮影の用途ではすこしメンドウです。できればVRoidで撮影したい。
なので結局、色指定して切り抜いたほうがラクという結論に達しました。
▼ オンライン画像透過ツール

上記のオンラインツールが便利です。
透過ツールを使う時のコツ
- 撮影サイズは大きめ
- 背景色は未使用の色
- アンチエイリアスは切る
- 色の許容値は2以上
あとは保存すればOKです。
撮影サイズが小さすぎたりアンチエイリアスをかけたりすると、モデルと背景の境界線があいまいになってキレイに切り抜けません。(アンチエイリアスはポストエフェクトで設定)
モデルの使用色が多くて背景色選びがタイヘンなら、画像透過ツールの設定項目で「隣接」をチェックして切り抜けばOKです(手間が増えますが)。
アンチエイリアスなしのジャギジャギ感を解決したいなら、撮影サイズを巨大にして誤魔化す。
一括でサイズ変更したいなら
キレイに切り抜くために大きな画像で保存するので、その後のサイズ調整が必要になることがあります。そういうときは一括サイズ変換ツールを使うとラクです。
▼ フリーソフト「Image Resizer」がオススメ

画像を範囲選択して右クリック⇒サイズ指定するだけで一括変換できます。
▼ PNGファイルサイズ軽量化オンラインツール

またPNGファイルサイズを軽量化したいなら上記サイトでパンダに食わせます。
動画の場合(おまけ)
動画の場合は背景色つきでVRoid StudioをOBSなどで録画し、動画編集ソフトのクロマキー機能で切り抜けばOKです。クロマキーはどの編集ソフトにもだいたいついてます。
▼ クロマキー機能の解説

あるいは3teneで背景色を指定して撮影。
▼ 3tene公式

3teneには透過背景の機能もありますが、一時停止ボタンやポーズ調整機能はないので静止画撮影には向きません(FREE版は画質も低め)。また動画撮影では透明にしても意味はないです。
まとめ「透過背景は正直ほしい」
透過背景機能はすごく需要があるとおもうし、個人的にもすごくほしいんですが、ないものはない。(技術的に不可能なのか他のツールで対応予定なのか)
二度手間三度手間にはなりますが、いまは代替手段でがまんするしかないですね。
今回は以上です。よき3Dライフを────ではまたφ(・ω・ )
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