2018年12月18日、ハースストーンで「冬至祭の奇蹟バンドル」が公開されました。
内容は、「博士のメカメカ大作戦」「妖の森ウィッチウッド」「コボルトと秘宝の迷宮」「凍てつく王座の騎士団」「大魔境ウンゴロ」の5段×6パック。新弾の「天下一ヴドゥ祭」は含まれません。
計30パック、日本円で2400円です。
一見お安いですが、内18パックはまもなくスタン落ちするカードです。
「半数以上がスタン落ち寸前じゃん」
2019年4月ごろに、「大魔境ウンゴロ」「凍てつく王座の騎士団」「コボルトと秘宝の迷宮」がスタン落ちするだろうといわれています。
つまりこのバンドルを買ったところで、大半はあと4ヶ月しか使えません。今さらほしいという既存プレイヤーもすくないとおもいます。
もし「初心者向けバンドル」のつもりでBLIZZARDが提供しているなら、かなりエグい商法をしているなという印象です。
「なんでクエストがメカメカ大作戦?」
冬至祭のクエスト報酬、「メカメカ大作戦×5パック」です。
なんでこのタイミングにメカメカ大作戦? 先日リリースされた「天下一ヴドゥ祭」は? いま一番ユーザーがほしいパックって、天下一ヴドゥ祭ですよね。
それともこれからクエストが増えるんでしょうか。増えたらこの部分は修正します。
「受くるは与うるより幸なり?」
〝こいつは「受くるは与うるより幸なり」だぞ!〟
今回のキャッチコピー。新約聖書の言葉のオマージュとおもわれます。元ネタは「与うるは受くるより幸いなり」なので、「逆の意味」になってます。
正直、これでけっこうイラッとしました。
「与えることは、受けることよりも、幸せなことなんだよ」という聖書の言葉を、逆にした。つまり「ありがたくもらえや!」という意味です。
スタン落ち寸前のパックを抱き合わせで売られても、ありがたくねえよ。
まとめ 「さいきん大丈夫かハースストーンチーム」
ペンブロードが退社したあたりから、不穏が目につくというか。
日本はしりませんが、海外のハースストーンプレイヤーいまめっちゃ減ってます。新弾公開で多少は改善したんでしょうか。
新弾公開直後の大事な時期に、「スタン落ち寸前のパックを抱き合わせで売る」って、マジなんすかね。しかもレジェンドが保証されてるわけでもなく、とくに安いわけでもない。あげく「受くるは与うるより幸なり」とか調子のってる。これイラっとくるユーザーけっこう多いのでは。
自分は3年前、日本語版ハースストーンリリース直後からプレイをはじめました。すごい面白いゲームだとおもった。こんなに長期間ハマりつづけているゲームはほかにないです。
最近のハースストーンは、正直ツラい。
クソアグロとクソOTKとクソコントロールだらけで環境が壊れているという意味でも、バンドルのセンスのなさという意味でも。「こんなんだったっけハースストーン……」って。
以上、今回のバンドルがすこし気になったので、記録ついでに書きました。
願わくば、来年のスタン落ち以降、環境が改善することを────ではまたφ(・ω・ )