バックログの改行が上手く行われていないのが気になりました。
ありがたいことに便利なプラグインがあったので、それとCSSを併用して、バックログをカスタマイズすることにしました。
以下、メモがてら書いていきます。
バックログの改行が気になった
↑元の状態。改行のタイミングがめちゃくちゃで非常に見にくい。
どうもティラノビルダーのデフォルトでは、「改行タグ(r)」をバックログで読み込んでないようです。(改ページタグ「cm」や名前「#」で改行する仕様?)
これはおそらく、「会話主体なアドベンチャー形式を優先」している結果なのだと思われます。発話者の名前が表示されるアドベンチャー形式では、こちらの仕様のほうがバックログが見やすいわけです。
そしてサウンドノベル形式だと、「#」を使わないので改行がエラいことになってしまうと。
まずプラグインを入れる
バックログプラグイン(Github)
作者の方のサイトに繋がらなかったので(一時的なサーバーエラー?)、↑のGithubページにアクセスしてダウンロードさせていただきました。
このプラグインを使うと、バックログをCSSで好きなようにカスタマイズできるようになります。
(他にも様々な機能があります。詳細はreadme.txtで)
「rクラス」や「cmクラス」といったものも用意されているので、かなり自由にカスタマイズできます。(デフォルトではぜんぶ「backlog_textクラス」で囲まれているのでCSSを弄れない)
好みにカスタマイズ
↑カスタマイズして改行を反映しました。
プラグインを入れた時点で改行は行われるようになったのですが、「下線部」「行間」「フォントサイズ」「余白」などが気になったので、そこはCSSを弄って自分好みに書き替えました。
以下、カスタマイズの抜粋です。
.log_body { font-size: 31px; }
↑フォントサイズを追記。
.log_body dl { display:flex; padding-top:0px; margin-top:0px; border-top: 0px solid #eee; box-sizing:border-box; }
↑borderを0にして下線部消去。余白(margin/padding)を0にして行間を狭めた。
.log_body .cm{ margin-bottom: 50px; }
↑cmタグ(改ページ)の下に余白が入るように追記。
pタグで改ページしている場合は、「.log_body .p」と書き換えてください。また抜け道として、ティラノスクリプトコンポーネントに[pushlog text=”<br>”]と記述すると、バックログ内でムリヤリ空白を作ることも可能です。
.log_body dl dt + dd{ width:100%; }
↑スクロールバー左側の余白を消去するべく横幅100%に(元は82%とかだった)。
他にも色々カスタマイズできますが、とりあえずここまで。
ティラノビルダーのデバッグモード(ティラノライダー)ならCSSの要素名も調べやすいです。
セーブのコロン(:)を消したい場合
↑プラグインの仕様上、「キャラ名」部分の「:(コロン)」がセーブデータの抜粋に表示されてしまうようです。
この仕様、サウンドノベルの場合は必要ないので、ムリヤリ消しました。
.name_none::after{ display: none !important; }
↑こうすることで、コロンを強制的に非表示に。
まとめ
プラグイン入れて、CSSでカスタマイズすればいいんだね!
バックログ機能は意外と重宝します。
「えっ、いまこのキャラなんて言った?」って見落としは必ずあるんで、なるべく見やすいカタチにしたいですね。
今回は以上です。良きノベルゲライフを────ではまたφ(・ω・ )
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