米AmazonのKDPで献本機能──「Buy For Others」が開始された。
直訳で「他人のために買う」。サービスの概略は、「宣伝のために著者が自著を購入して特定の読者らに送信する」ということ。つまり(劣化)献本。以下、メモがてら書きます。
公式ヘルプの記載
” 自分で出版した電子書籍の販促活動として、ソーシャル メディアでプレゼント企画を実施したり、イベントで読者に本を進呈したり、ニュースレターの購読者に本を送ったりすることができます。これを行うには、その電子書籍を Amazon.com で購入して、他の人に送信します “
電子書籍のギフトおよび他の人のための購入
KDPセレクトだと70%だからお得か?
献本分の費用は著者持ち(Amazonがセレクト特典でも用意しない限り)。
” 出版者に支払われるロイヤリティは、Kindle ギフトが購入された時点で選択していた価格とロイヤリティ オプションに基づいて計算されます。 “
一時的に価格を下げれば、献本費用を抑えられる?
ザッと見、かなりガバガバな仕組みのように思える。
というか────
自分でPDF or EPUB渡したほうが安上がり。
おまけにランキング操作可能。
(↑これやばくないっすか?)
kindleの献本機能「Buy For Others」、正直存在理由のよくわからないサービスだと思いました。これ不正者とAmazonが得するだけでは。どういう作者層が正規利用するんですかね。
「KDPセレクトは30冊分は無料献本可能」くらいじゃないと、誰が利用するのって感じですが。
日本にいつ来る?
不明。たぶん遅い。
日本KDPは未だに「Kindle Countdown Deal (期限付きディスカウントセール)」や「Amazon Marketing Services(広告キャンペーン)」すら利用できない。唯一使えるキャンペーンは「無料キャンペーン」のみ(もはや全く効果がない)。
米Amazonでのテストが済み次第、各国ストアへ提供すると思われる。今のところ良いサービスではないので遅くても構わない。
関連記事のメモ
まとめ
「なに…………この……なに……?」
Steamのギフト機能のほうが5000倍便利だなと思いました。
今回は以上です。ではまたφ(・ω・ )