縮小にとどまらず、ネット全体に迷惑をかけはじめた出版業界。
哀れな気持ちを通りこして、怒りが増したのはきっと自分だけじゃない。
漫画村問題からの「サイトブロッキング」「ダウンロード違法化」の推進。政府に対して必死にロビー活動をおこなっていた。
もちろんネットは炎上。どうして出版業界ごときのために、ネットユーザー全体が権利を侵害されなければいけないのか。炎のひろがり方をみて、出版業界はあわてて「こんなことまで望んでなかった!」と言い訳した。
だれがこんな業界を擁護するのか。
「ネットの邪魔ばかりしてるよね」
「出版業界ウゼェなぁ……。はやく滅びろよ」
ネットユーザーの多くが、もはや出版業界を「敵視」している。
あたりまえですよね。出版業界はネットユーザーに不便を押しつけるばかりだ。自分たちはロクに変わらないくせに、政府にゴマすって生き残ろうとしている。究極の老害業界。
▼ダウンロード違法化の件
「編集者は言い訳ばっかり」
「風当たりの強さ」を感じとったのか、「編集者」たちが声をあげはじめた。
「書店で買ってほしいのはこういう理由なんです!」「初速が大事なのはこういう理由なんです!」「現場のきもちはこうなんです!」「だから今日も僕はミュージックビデオの撮影に向かっている」
意識高い系の編集者たちが、「オレは悪くねぇ」と言い訳しているようにしかみえない。ミュージックビデオがどうとかいってる編集者は転職したほうがいいんじゃないのか。
独立してサロンビジネスやりたい編集者がふえてるんでしょうか。それ出版業界じゃなくてもいいようにおもえますけど。
編集者たちの声は、しょせん「内側からの声」でしかない。
「お偉いさんにオレたちの声は届かない……」とか嘆いてますけど、客観視できないという意味では同じだとおもいます。
そういう人材しか、出版業界では生きていけなかったんでしょうか。
「じゃあ出版業界はどうすればいいんだろ」
1ネットユーザーとしての意見です。
出版業界は、まわりに大きな迷惑をかけないように、小さく生きてほしい。
あがかないでほしい。ネットユーザー全体に迷惑がかかるから。おとなしく市場縮小して、小さく活動してほしい。
「出版業界を立て直すには……」────いいよもう、立て直さないで。
出版業界が縮小するのは、時代の必然です。
ネットがあるんだから、紙の必要性がうすれるのは当然。無料コンテンツがたくさんあるんだから、電子書籍すらおもうように売れないのも当然。
恨むなら、技術のない自分たちを恨め。
時代の流れにあがく? けっこうなことですけど、出版業界のソレはそんな大仰なものじゃない。むしろ、あがくヒトビトを邪魔しているのが今の出版業界だ。
出版業界はどうか、はやく滅んで、小さくなってほしい。
「電子書籍があるじゃん!」
電子書籍は「救世主」じゃない。
紙の売上が電子にスライドするだけ。全体の売上がおおきく伸びるわけじゃない。
電子書籍がどうなろうと、出版業界は縮小します。
クリティカルなのは、「本ばなれ」ではなく「テキストばなれ」。インターネット上ですら、もはやテキストコンテンツは過去の遺物になりつつある。
これからは、ゲームや動画がメインの娯楽になる。
▼機能的識字率の低下について
「紙」「電子」「Amazon」「再販制度」「漫画村」────そういう次元の話じゃない。
「大局」で見て、出版業界はオワコンだ。
あとはもう、「どう小さく生きのこるか」っていう話じゃないんですか。
まとめ 「泥船から逃げない窮鼠たち」
出版業界という泥船から、飢えたネズミたちは逃げようとしない。あげく、見境なく噛みつきはじめた。だれが敵かもわからない。
貧するあまり「本能」を失い、狂ってしまったんだとおもいます。
ネットユーザーからしたら、「疫病をばらまく害獣」でしかない。
出版業界にはその自覚をもってほしいし、自覚がなくても早く滅んでほしい。あなたたちの理性はきっともう戻らない。
すでに「世代交代」は終わってます。「出版」の次が「インターネット」だった。ただそれだけの話では。
あなたたちの血脈は、ちゃんと世界に残りつづけます。
どうぞ安心して、早く滅んでください。