Steamの「参入障壁」がどんどん崩れている。
個人デベロッパーにはとてもありがたいです。
以下、「Greenlight」後継の「Steam Direct」についてメモがてら書いていきます。
この記事の目次
「ざっくりSteam Directを説明すると?」
- 中間業者不要
- ユーザー投票不要
- 100ドルの預かり金
Steamのゲーム提出システムです。2017年6月発表。
インディーズ開発者でもカンタンにゲームを公開できるようになりました。
かつて存在していた「Greenlight」というシステムの「後継」。
▼ 公式ページ
「中間業者がいらなくなった?」
インディーズゲームの場合、かつては「配信権がある中間業者をとおして公開する」という方法がSteamでは一般的でした。
中間業者をはさむと、高額なマージンをとられるデメリットがあります。
それが今どうなったか────
Steam Directのおかげで、中間業者が不要になりました。
よって、インディーズ開発者は高額なマージンをとられることがなくなり、今まで以上に利益をえられるようになった。
中間搾取がなくなるのはうれしいね!
「ユーザー投票がいらなくなった?」
旧サービスのGreenlightは、「ユーザー投票で人気をえないとゲームを公開できない」というシステムでした。
Greenlightはユーザー投票が高いカベだった。
Steam Directでは、ユーザー投票はなくなりました。
人気投票がなくなると、開発に専念できるな
「100ドルの預かり金?」
たった100ドルで、Steamでゲームを公開できる。
しかしその100ドルは、売上が100ドルに達したらもどってくる。
たんに開発者の本気度をカクニンするための儀式ってかんじです。
「デメリットは?」
開発者側にデメリットはないとおもいます。
ただ────プレイヤー側にはデメリットがあるかもしれない。
参入障壁がひくくなったおかげで、「クソゲー」だろうがなんだろうが、ぽんぽん参入できるようになりました。もちろん「審査」はありますが。
Steam全体の「平均クオリティ」は下がる。だけど、そのぶん「数」がふえます。
「選択肢がふえた」ことは、プレイヤーにとっても確実にメリットだとはおもいます
まとめ 「どんどんベンリに」
クソゲーいっぱいだせるね!
いや、「審査」はふつうにあるからな
まさに「ダイレクト」。
Steam、しばらくみないうちに一段とベンリになってましたわ……。
かつて禁止だったノベルゲームも増えはじめているようですし、イイ時代がきたなーってかんじです。うれしい。
今回は以上です。よきSteamライフを────ではまたφ(・ω・ )