2017年に「タイトル(字幕)」の仕様が大きく変更されました。
調べても古い記事ばかりだったので、メモがてら書いていこうとおもいます。なにか間違っていたら教えてください。
この記事の目次
「旧タイトル機能をつかうには?」
「ファイル>新規>レガシータイトル」で過去のタイトル機能がつかえます。(2019年時点)
なおレガシーは「遺産」の意。
「いまはどの機能でタイトルつけるの?」
「文字ツール」「エッセンシャルグラフィックス」を使ってタイトルをつけられます。
「文字ツール」でタイムラインにテキストを挿入。「エッセンシャルグラフィックス」でテキストを編集。
「エッセンシャルグラフィックス、機能ショボくない?」
「エッセンシャルグラフィックス」より「レガシータイトル」のほうが高機能な気がするんですが…………どうなんですかね。
とにかく、今後Adobeはエッセンシャルグラフィックをおしていくらしいです。
「マスターテキストスタイルって使い回せないの?」
エッセンシャルグラフィックスの「マスターテキストスタイル」が、どうも「かゆいところに手が届かない」という印象です。
マスターテキストスタイルを使うと、スタイルを保存できるんですが、同一プロジェクト内でしか保存が反映されません。
テキストスタイルを保存できるものの、同一プロジェクト内でしか使い回せない。
自分が見つけられていないだけで、なにかベンリな手段があるんでしょうか?
とりあえず────代替手段でテキストスタイルを保存することにしました。
「テキストスタイルを保存したい!」
字幕の設定をプロジェクトごとに設定してたらメンドウクサイです。
なので、「自分好みの字幕設定」を保存しておきます。
タイムライン上のテキストを右クリックし、「モーショングラフィックステンプレートとして書き出し」を選択。あとは好きな名前で保存すればOK。
「エッセンシャルグラフィックス」の「参照」タブから、保存したスタイルを探す。この保存は別プロジェクトでも反映される。
マスターテキストスタイルを保存する手間はおなじですが、スタイルを設定する手間ははぶけます。
まとめ 「発展途上の機能」
エッセンシャルグラフィックス────いちいち別ウインドウを開かないですむ分、旧タイトル機能(レガシータイトル)より「スピード感」のある機能だとおもいます。
ただ、「テキストテンプレート」という概念が消滅したので、直感的に使いづらい部分はあります。慣れ次第でしょうか。
今回は以上です。よき動画ライフを────ではまたφ(・ω・ )
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