KDPガイドラインの「わいせつな内容」について考える

 

KDP(kindle direct publishing)のコンテンツガイドライン


一段目「わいせつな内容」の項目。

 

性行為を表現したわいせつな内容や性描写を含む内容

 

これをどう捉えるか。


まずワードをそれぞれ分解する。

 

性行為
「男女間の性器の接触や性交などの行為」(大辞泉)


わいせつ
「いやらしいこと。みだらなこと。また、そのさま」「いたずらに性欲を興奮・刺激させ、普通人の正常な羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反すること。また、そのようなさま」(大辞泉)


性描写
辞書等におそらく記載ない。人の価値観によってかなり幅が出る表現。

 

「性行為を表現した」という部分がミソか?


ただ、どこまで行為をするかは個人の判断が分かれるとおもう。あいまいすぎる。

 

 

ここで気になったのは、二番目の「悪意を含む表現」の項目。

 

Amazon が考える『悪意を含む表現』とは一般的な定義の範疇です

 

一般的な定義の範疇。


Amazonはどうやら「一般的な定義」に基づいてこのガイドラインの言葉を選んでいるらしい。つまり「わいせつな内容」に関しても一般的な定義で考えればいい?


まぁ一般ってなんだよって話ですけど。





とりあえずの結論 ★

「KDPは、一般的な定義での性行為を表現しなければ、○ロいの書いてもOK」





ただし、コンテンツガイドラインの前文に注意。

 

「コンテンツの掲載可否は当社の裁量により決定させていただいております」

 

Amazonの裁量。


Amazonは絶対。


Amazonが考える一般的な定義とは、Amazonが考える一般的な定義。








Amazon「私が神だ」








これに尽きるかと。


神がダメだと言えば、ユーザーがどう解釈しても、ダメなんだろう。また、今のところはかなりエロに甘い印象だけど、この手のサービスは臨機応変にルール変えてくると思うから(GooglePlayの規制でキミキメR削除)、今がOKでもいずれNGになる可能性は十分に考えられる。


現状の規制基準でコンテンツを作って、締め付けられたら柔軟に対処する。それがシンプルっすかね。


Kindleは投稿時に一応の審査をしてるから、GooglePlayみたく無警告削除をしてくることはない、と願いたい。




■ 追記

英語版ガイドラインを見たら、どうも雲行きが怪しく。
次記事にて

雑記・その他
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