ネタバレ注意 : 『キミはキメラ 箱庭の鬼』
Name : 歌玉 さん
Title : 小説読みました
読む前は、ゲームは面白かったけどどうだろう?というのが正直な気持ちでしたが読んだ感想は当たりです、大当たりでした!
一気読みです(買ったあと忙しくて読み始めるまで時間かかりましたが)。
秋山先生がもがきながらも、すんでで踏みとどまって人を教える先生であろうとする所が秋山株急上昇です、ハマルが自立できるころにはへたな教師より良い「先生」になってるんではなかろうか。それともハマルにただ甘くなって堕ちていくのか。
芹彦君みてると「ああこの年代たとこんな思考だよな」と納得しつつ、もう少し鬱屈して頑なだとうっとおしいなとも思う。
あと、夕子の言い分に少し納得してしまう自分に年を感じました・・・これ若いころ読んだらただの悪役として認識して終わりやったろうなぁ。
スズカが可愛い過ぎるのは言われまくってるかと思いますが、比菜子はヤンデレそうなのはどうだろう、そんな風に思ってるのは私だけだろうか。
ありがとうございます。楽しんで頂けたのなら嬉しいです。
サウンドノベル版秋山はヘタレヘタレの大合唱だったので、ヘタレなりにも色々考えてるんだよ、という所を書きたいと思ってました。
また、賢く可愛いハマルにも、未熟で弱い部分がある。今回で多少、ふたりの釣り合いがとれたのかなと。
芹彦は「ぼくのかんがえたさいきょーの厨二病!」的なコンセプトで書きました。思春期の、うまく言い表せないけど、もやもやとした優越感や劣等感というか。ネガティブですが、ポジティブでもあると思ってます。
夕子の言い分は極端ですが、おそらく正論も含まれてる。自分もやっぱり、歳を取るごとに「単純悪なんていない」という思いが強くなってます。勧善懲悪じゃないからすっきりしないストーリーだとは思うんですけどね(汗)。
「スズカかわいい」っていう感想をけっこう聞いて、正直意外でした。スズカって下手すると秋山よりヘタレだと思うんですよ。ロリは有利。
比奈子はクーデレ+ヤンデレな風を目指しました。属性多めですが、やってることエグイせいか、あんまり「かわいい」とかの感想聞きません。
最後にどうでもいいことですが、角ねずみたちが大繁殖して高度な知能を身につけたあげく、高度かつ効率的過ぎて普通に経済活動に走って世界を○ィズニーラントとその経済活動で支配しようとしたあげく、結局巨大グループを維持する為ひたすら働くがんばりやさん集団になるENDを思いつきました・・・いや本当にどうでもいいですね、すみませんorz
いや、わりとそんな感じになりそうな……。