「ONScripter」の開発者さんが日誌でキミキメ小説化について触れてくださっていてびっくりしました。キミキメRAndroid版のときも非常にお世話になりましたし、感謝の言葉しかありません。
こういうのは、完遂してからでないといらぬ恥をかきそうで怖いんですが、本当にいろいろな人に世話になっていると思います。
サウンドノベルをスマホで出したいとは、スマホが流行りだした当初から思っていたのですが、いかんせん自分に技術がなく。
そんな時にとあるアプリ制作会社の方からお話を頂いて、自社のノベルエンジンでクロノウサギのリメイクを出さないかと。
クロノウサギはかなりの長編なので、キミはキメラのほうが手軽に出来るのではと提案して、イラストレーターの大友ゆうきさんを紹介して頂きました。
結局、そのアプリ制作会社さんとの話は無くなってしまったんですが、自力でどうにかしようと思い、ONScripter on Androidに至った次第です。
アプリ開発とかサッパリだったので相当悩みましたが、開発者さんにアドバイスを頂いたりして、なんとか当時のAndroidストアで公開できました。
自分ひとりではまず、キミはキメラを別のイラストでリメイクするという発想がなかったです。それに対人ビビリなので、イラストレーターさんに連絡を取ることすら、紹介あってこそでした。
ONScripterの存在は前もって知っていましたが、「難しそうだな」と敬遠していて、アプリ化の話が頓挫しかけたところでようやく覚悟を決めて、開発方法のページを腰を据えて熟読しはじめて。
月並みですが、そういう巡り合わせみたいなものに、最近感謝してます。自分はそういう巡り合わせフラグをとにかく潰して潰して生きてきたので、少し改めるべきかなと反省するところもあり。
何にせよ、今回の件が上手く運べばいいなと思います。
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以下、いつもの制作日誌。
初めの打ち合わせから二週間。ひたすらプロット作業。
今月末にまた打ち合わせの予定。それまでになんとか。全体の流れは自分の中で決まったが、あくまでのそれは自分の中で、数日おいたら別の良いアイデアが浮かぶこともあり、本書きを始めてみないとわからないこともあり。
自分は普段、初期プロットからの大幅なズレ上等で書いていたが、今回は状況が状況なので、より綿密にプロットを打っておきたい。あとで別のアイデアが浮かんだら、その時はまた相談していいんだろうか。
Evernoteに詰め込んだ設定資料はけっこうな量になり、ちゃんと管理しないと混乱しそう。設定自体は、個人的に割と面白いものができそうだと思うんだけど、サウンドノベル版であまりにキミはキメラの世界観を小出しにしすぎたせいで、裏設定が「突拍子もない設定」と受け取られないか心配。まあその辺りボカしてもいいとは思うんだが。
とにかくプロットがんばる。時間はいくらあってもいいくらいだ。
詳細に書き込もうとするとどんどん文量が増えてしまって、どうしたものかと悩む。あんまり詳細に書き込むと、あとで修正が効きづらいだろうか。
どうすっかな。
好評既刊