Name : ロバート・ダウニー・秋山 さん
先日タブレット端末を購入し、GPよりキミはキメラRをダウンロード、プレイさせて頂きました。とても面白かったのです、私にとって初めてのビジュアルノベルという事もあり、とても思い入れの深い作品になりました。ありがとうございました。
ところで、続編等の構想はあるのか気になりサイトへ訪れてみたところアンケートや意見の募集もされているとの事ですので、私の希望も1読者の意見として読んでもらえれば、と思いコメントを書き込ませて頂きます。
私も基本的には作者様と同じ意見で、続編をするのであれば「クジョウサイド」や「第三派サイド」等の外伝的な作品よる物語の広がりがあった方が盛り上がるし、楽しめるのではないかと思うのです、が、そうなると最終的にはそれぞれの伏線をひとつの物語で収束させるような物語も必要になってくるのではないかとも思うのです。
例えば他の方もコメントされているような「いつか冬城の思惑の支配下から抜け出してやる」未来へと延長していくような・・・。
作者様の仰るとおり、秋山とハマルには現在と未来しか描ける事はありませんが、真新しい人物で真新しい物語を展開せずとも、キミはキメラに登場した人物でまだ肉付けしていけそうなキャラも少なくはないと思うのです。
印象的な登場人物で言えば夏川先生と夕子の過去の物語。
秋山をちょくちょく気遣いながらも、寡黙で身の上話を一切しなかった春原、彼が夕子に心酔するに至った経緯。
夕子がキメラや生物の進化へ執着する原点となった物語など。
それと、夕子がハマルの父親であるという事実を、ハマルに打ち明ける場面や、キミはキメラの作中で人間的な一面を垣間見せた夕子の人間らしいところを今後の展開でもっと見てみたいと思っています。
何というか春原と夕子大好きなので主観入りまくりですね申し訳ないです。
ただ、言い方があまり良くないかも知れませんが、物語を発展させていく上で、濃いキャラを生かさない手は無いと思うのであります。
また、登場してすらいませんが個人的にはキメラの軍事利用を考えていた、夕子に相対する人物の物語なんかも見てみたいなと思ったり。
クジョウの施設内にも派閥とかあったのだろうか?とか、あの夕子の思惑から逸脱した開発に着手しようとしたほどなのだから、きっと夕子と同じくらい計算高くて野心的なんだろうなーとか、施設の火災の起きた後にも何かしら行動を起こしているのだろうか、なんて。
これに限らず、キミはキメラからの派生の物語を日々妄想してウフフしているのです。
何というか作者様の力になるどころか、余計に悩ませてしまいそうなコメントになってしまいましたが、それだけ私にとって影響力のある作品でした。
しかしやはり、作者様自身が楽しめる活動をしていくのが一番だと思います。これからも応援しています。
サブキャラのエピソードは自分もぜひ書きたいと思ってます。
ただ、それを本編(続編)とは別に書くというより、本編に組み込んでしまおうかなと考えています。「キミはキメラ」は自分の中で本編の「サイドストーリー」的な感じで、「サイドストーリーのサイドストーリー」とやってしまうと、話が個々に分断されすぎてしまわないかと心配で。いっそ分断しまくって個々を独立気味にさせてしまうのも面白いかもしれませんが……。
「夕子」という人物は、世界観設定においてハマル以上に神経質に考えなければならないと思っています。春原視点での夕子とのサイドストーリーとかは書けそうなんですが、多視点進行の本編に組み込んだほうが映えないか、などと考えてしまって。
本編の主人公が夕子の息子の予定なので、そこで一気に夕子について語ってしまったほうがスッキリするかなとも思ったり。ちょっと春原と夕子の話は割とキツい切ない系になりそうなので、それ単体で書けるか精神力に不安もあるといいますか(汗) 分家の夏川については、夕子の話を拡げる上で書けそうですね。
キメラを軍事利用しようとしていた人物については、本編にて出そうと思っています。……なんか思わせぶりなことばっかり書いて申し訳ないのですが。あまり期待しないでくださいませ。
家族とか兄弟姉妹とかがテーマになりそうなので、「お家騒動」的な感じでドロドロしたものが書けたらなと。どこもかしこも親族ばかりの「クジョウの村社会」的なものを――――ってこれ需要あるかわからないんですが。
うーん、なんか早く本編を書きたくなってきました。感想いただくといつもこんな感じで。今は予定が立て込んでて厳しいんですが、制作中のものを片付けて、落ち着いたら書き始めたいですね。
ご感想ご意見ありがとうございます。楽しんで頂けたようで何よりでした。こればっかりが制作の糧です。続編ないし本編が皆さんの好みに合うかは不安なのですが、少なくとも自分が面白いと思うものを書けたらなと思っています。