Name : POPO さん
あけましておめでとうございます。初めて拍手させていただきます、POPOと申します。
かえると剣鬼読みました!もどかしいです。よって日常は本当に強いんだと思います。
異能を得ても日常の枠からはみ出そうとせず、むしろ異能を恐れる人物が多い。
たとえはみ出しても、一時的な気の迷いだったと(酷く)後悔したり、結局振り切るまではいかなかったり。
この点、カエル男が一番潔く、安定してぶっ飛んでいます。善悪のベクトルは置いといて一番頼もしいです。
途中まで巳百合さんはなんて奴だと思っていましたが、真相を知ったら納得です。
巳百合さんも筋が通っている上に、恐ろしい隠し玉をまだ隠している。行動原理が解る上に身内。なのにどう爆発するかわからない隠し玉! すごいキャラです初遭遇です。
怜里さんは巳義さんとだんだん近づいてくっついちゃえと思ってました。 が! 約束したなら巳義さんは巳百合さんの事を大切にしなければいけないです。
怜里さんが大好きですが(ニクいことに怜里さんは作中での数少ない良心のカタマリ)許嫁的な昔の考え方に則っても巳義さんは巳百合さんに責任があります。
怜里さんには涙を飲んで諦めて、でも前を向いて生きていってほしいです。
巳義さんは自分の事をクズと言っていますが、人間皆エゴで生きてます。カエル男、巳義さん、それぞれ自分のため、自分の楽しさの為、この考え方大好きです。
「なったらなったでいいじゃん。堕ちようが笑われようが、落ちた先で笑ってれば楽しいじゃん」と、打ちひしがれるキャラに対して思っています。
命を取られない限り生きていればいろいろあるはず。日常の枠から外れても命さえあれば、また笑える。なのに、自分が汚れるのを嫌がる人物、日常の枠から出ようとしない人物が多い。汚れないように、はみださないようにあの手この手。。。これがもどかしい。
カエル男はこの強力な日常を壊せるか!巳義さんは胸に抱えた責任を果たせるか!?又は堕ちた先で朗らかに笑って生きてくれるのか!?この先がすごく楽しみで仕方ありません。
個人の希望として、怜里さんが穏やかに、心身とも強くなってもらえれば嬉しいです。大ファンなんです。でも巳義さんとの結婚は諦めるしかない。
巳義さんの責任なのです。これで悲劇は十分すぎる気がしますであります。がんばれ怜里さん!負けるな怜里さん!!無責任に言いたい放題失礼しました。ノイズに惑わされず創作頑張ってください!
明けましておめでとうございます。新年早々大ボリュームの感想が来て身が引き締まる思いです。
カエル男はとても理性的な人間なのですが、やはり「タガ」のようなものが外れている部分があります。単純に狂気と言うべきか、もしくは理性という枷を壊すくらいの意志があるというべきか。
ぶっ壊れたキャラですが、「人間」らしい目的も持ち合わせています。そういう部分を今後少しずつ出していければなと思っています。ある意味でカエル男の魅力を削いでしまうような描写を書くことになりそうなので、ちょっと心配ではあるのですが。
はい、巳義には巳百合への責任があります。しかし不可抗力の部分もあり、それで巳義の全てを束縛してしまうのは、おそらく酷な話です。巳義は巳百合が大切だからこそ拒絶できないし、巳百合は巳義が好きだからこそ束縛に甘んじる。ギリギリの関係ですので、壊れる時は容易いと思っています。
「葛藤」みたいなものを強く意識して書いています。葛藤の末のそれぞれの結論を書けたらなと。もちろん葛藤の末結論が出ないなんてことは、世の中の常ですが。
登場人物の「まとも度」なんてものがあるなら、怜里が一番「まとも」だと思っています。芯がしっかりしていて、巳義のような倒錯的な葛藤もありません。
怜里とナツメが出てきた時だけ作中の雰囲気が明るくなる、なんてことを言われたことがありますが、ナツメもなかなかに燻っている葛藤があるので、いずれ巳義のように墜ちる時があります。怜里はどちらかというと「導き手」になるのかなと。でも結婚はダメですかー。
いま書いてるいるものを完成させたらまたかえると剣鬼を再開する予定なのですが、良い感じに刺激になりました。ありがとうございます。今年はヘビ年なので、かえると剣鬼をガンガン進められたらなと淡い想いを抱いております。