Name:pinky さん
Title:アンケートに書ききれないことをつらつらと。
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先生とハマルさんのその後について。
当初、続編は無いとのことでしたので、こちらで思うまま妄想させていただいております。
いちゃらぶ美味しいであります。もっとも続きが出たら出たで、公式なストーリーとして楽しませていただきますので。
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>「続編カモン!!」と声高な人たちの多くは、そこまでは考えていない。
別に失礼ではないと思いますよ(書き方についておっしゃったのかもしれませんが)。
考えないのは自然なことかと。読み手としての意見を求められて、書き手の視点で答えるのもなんですし。
読者からの要求に頭を悩ませておいでのようですが、お気になさることはないと思います。
読者の気持ちを適度にくみつつ、お話が盛り上がるように調整する、普通のことだと思います。
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話は変わりますが、
「エロゲー(抜きゲー)」と「18禁ゲー」の違いについて所感を。
わしもエロゲーには実用性を求めます。
しかし18禁ゲーの中でただエロいだけでない、18禁だからこそ描けるモノも見てきました。
星見様の作品であれば、どちらであっても読んでみたいです。
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長文失礼。応援しております。
いえ、当初から「続編に近い長編」の構想はありました。ただ、秋山とハマルがメインでは考えていなかったという感じです。
当たり前ですが、書き手と読み手の思考はまったく違うものだと、最近特に痛感しています。読み手はあくまで受身の立場が基本になると思うので、仰る通り「どういう風なのが面白いか」についてはあまり考えないのが自然なことなのだと思います。
ただ、両方とも「面白いもの」を求めているとは思います。
これはある種の矛盾だと思うのですが、「どうすれば作品が面白くなるかはあまり考えないけれど、面白い作品は見たい」、それが「純粋な読み手」の心理なのかなと、最近勝手に思っています。受動の立場にあっても、「面白いもの」を求めている以上、やはり何かしらの「要求」は内側に秘めていると思うわけです。
>読者の気持ちを適度にくみつつ、お話が盛り上がるように調整する、普通のことだと思います。
その通りだと自分も考えています。読み手はあくまで読み手の視点で「面白い」ものを要求していると思うので、その通りに作ってしまうと難しいことになり、「適度にくみつつ」が重要なのかなと。
その兼ね合いをなかなか悩んでいる感じですね。「気にしない」というのは、書き手の観点からで言うとかなり危険なことだと思っています。
エロゲーに関してですが、自分も「抜きゲー」と「18禁ゲー」というのは分けて考えています。売るためにやむなく「18禁」にしているだけで、その要素を無くしても十分ストーリーとして秀逸な作品はたくさんあると思います。しかし仰る通り、「18禁だからこそ描けるモノ」というのが、間違いなくある。
もし自分が「エロゲー」を作るのなら、「18禁だからこそ描けるモノ」を書くつもりです。抜きゲーはぶっちゃけて言えば、ストーリーが破綻していてもイラストがエロくて声優さんがエロくてシチュエーションがエロければほとんど問題ないと思うので、書き手としてはあまり魅力を感じないのが正直なところです。
とはいえエロエロなテキストを書くことに全身全霊を費やしている方もいると思いますし、そういう方を卑下しているわけではないと言い訳させてください。エロエロなテキストにお世話になっている部分は多分にありますし。単に「自分が書くとすると、たぶん性分には合わない」と思っている次第です。というのも、自分の選ぶ抜きゲーは倒錯しまくっているので、それらと比べてしまうと「俺にはこのテキストは書けないわぁ」と尻込みしてしま――――いつまでエロゲ語ってんだって感じですね。
セクサロイドの話とか書いてみたいです。それはさすがに18禁じゃないと無理だと思うので。キミキメなんかも余裕で18禁に出来そうですが。いま書いているものも、普通に18禁でいけそうです。
現状やむなく全年齢向けに作っている感はありますが、たぶん、「ギリギリのライン」みたいなもんを踏んだり消したりみたいな話を作るが好きになりつつあるみたいです。