【ドメインそのまま】WordPressをさくらからさくらにサーバー変更するやり方

 

さくらインターネットのスタンダード(旧)からスタンダード(新)にWordPressを移行しました。(このブログじゃないです)


「さくらのWordPressは遅い」というのが今までのネット上の定説だったんですが、近年ようやくさくらもWordPressがちょっと速くなったらしいんですよね(公式いわく)。ただし、新規契約のサーバーでしか高速対応してないんで、仕方なく契約しなおした感じです。


なお引っ越しにはWordPressプラグインの「All-in-One WP Migration」を使いました。すごくカンタンですが、無料版は容量512MBまででそれ以上は69ドルかかります。


以下、手順やつまずいたことなどをメモがてら書いておきます。

 

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「ざっくり教えて!(フローチャート)」

 

  1. 旧サイトバックアップ
  2. 旧サイト引っ越しプラグイン導入(All-in-One WP Migration)
  3. 旧サイトエクスポート
  4. 新サーバー契約
  5. 新サーバーにWordPress導入
  6. 新サイトに引っ越しプラグイン導入
  7. 引っ越しプラグインの容量制限解除(512MBまでは無料)
  8. 新サイトに旧サイトのエクスポートファイルをインポート
  9. 旧サーバーのコントロールパネルからドメイン削除
  10. (削除できないならSSLとWebアプリケーションファイアウォールを解除)
  11. 2時間待つ(この間サイトにはアクセスできません)
  12. 映画でもみる
  13. 2時間後に新サーバーのコントロールパネルでドメイン追加
  14. (パスとSSLの設定もする)
  15. 新サイトのWordPress設定でURLを該当ドメインに変更
  16. ドメイン反映を待つ(この間サイトにはアクセスできません)
  17. ドメイン反映された!
  18. リンク切れはプラグインSearch Regexで一括置換
  19. 旧サーバーを解約
  20. 引っ越しプラグインを削除(してもしなくてもいい)
  21. おつかれさまでした

 

自分なりのフローチャートを書き出したほうが混乱せずにすみます

 

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注意点・気になったところ

 

「バックアップは大事だよね」

 

なにがなんでもバックアップ。


自分は「UpdraftPlus – Backup/Restore」でまずバックアップし、引っ越しプラグイン「All-in-One WP Migration」のエクスポートファイルもバックアップとしてローカル(パソコン)に保存しました。


2重にバックアップしとけばとりあえず大丈夫だろうと。

 

 

「All-in-One WP Migrationはカンタンだけど……」

 

引っ越しプラグイン「All-in-One WP Migration」のカンタンさ、驚きました。


UIがすっごいシンプルで、なにより設定不要なんですよね。


ただし512MB以上のアップロードは69ドルかかります。(最初は512MBにする場合は公式ページから無料プラグインをダウンロードする)


むかしは裏ワザ的に分割アップロードもできたらしいですが、さいきんは公式に対策されたようです。どうしても無料で大容量アップロードしたいという方は、旧バージョンを探すなり、ほかのプラグインを使うなりすると。


自分の場合は512MB以下だったので、ふつうにアップロードしました。


「UpdraftPlus – Backup/Restore」でも引っ越しできるようですが、手作業でデータベース書き換えたりしないといけないらしいので、今回はもっとカンタンな「All-in-One WP Migration」を使いました。

 

 

「旧サーバーからドメイン削除するのこわくない?」

 

当たり前ですが、旧サーバーからドメインを削除しないといけない。


そして2時間以上、サイトが表示されなくなる


ドメイン削除の反映に2時間かかります。2時間未満だと設定できないが、設定がうまく反映されません。


もし人気サイトだったら、夜中にやる作業ですね。アクセスの多い時間帯にやるとすこし機会損失がありそう。


自分の場合はアクセスのすくない新興サイトだったので、気にせず日曜の日中に引っ越ししました。

 

 

「新サイトのURL変更時もしばらく繋がらなくなる」

 

最初、新サイトのURLはさくらのデフォルトドメイン(URL)です。


旧サーバーからドメインを削除したあと、これを引っ越し元のURLに変更するわけですが、このときもしばらくサイトにアクセスにできなくなります。ドメイン反映は数分でされますが、SSL(https化)反映は数時間かかります。


結果、「実作業1時間+ドメイン削除反映2時間+http反映数分+https反映数十分~数時間」といった感じでした。待ち時間がそこそこ長いと。


自分は待っている間、この記事を書いておりました。

 

 

「リンク切れはプラグインSearch Regexで対処」

 

手順や環境によるかもしれませんが、自分の場合はリンク切れを起こしました。(手動でデータベースを移行するのが一般的?)


本来「https://kimikime.com/」となってほしい部分が、デフォルトURLの「http://○○.sakura.ne.jp/kimikime/」となって、画像やリンクが切れてしまっていたと。


対処はカンタンで、プラグイン「Search Regex」でURLを一括変換するだけ


記事執筆時点で2015年から更新されていないようですが、ふつうに動作しました。とてもシンプルな機能なので新しいWordPressにも対応できてる感じでしょうか。


ただ注意点として、WordPressから「サイトで技術的な問題が発生しています」という警告メール通知がきました。結論からいうとエラー通知は放っておいてOKです。

 

▼ Search Regexのエラーについて

Search Regex使用時に「サイトで技術的な問題が発生しています」というエラーメールが届くときの解決方法 - Naifix
WordPressプラグインSearch Regexを使ったあと「Uncaught Error: Call to undefined method SearchRegex::base_url() in~」というエラーメッセージが届く場合の解決策を2つご紹介します。

 

気になる場合はエラー部分を修正します。

 

 

「〝このサイトへの接続は完全には保護されていません〟って出る!」

 

SSL化して、Search Regexで置換もしたのに、「このサイトへの接続は完全には保護されていません」と出てしまう現象。


自分の場合はCocoonのヘッダーとAMPのロゴ設定が原因でした。


ヘッダーとAMPのロゴ画像のURLが、前のサーバーのままだったんですよね。Cocoonのヘッダー設定から改めて画像を選びなおしたら無事解決しました。

 

 

まとめ「意外とカンタンだった」

 

ちょっとこわかっただけで、すごくカンタンでした。


適当なサイトで引っ越しの練習してみるのも手かもしれません。ドメイン反映の待ち時間をのぞけば1時間でできるとおもいます。


フローチャートづくり大事。


今回は以上です。よきWordPressライフを────ではまた🐺

 

▼ 後日談

【やっぱり遅い】WordPressでさくらのPHPモジュール版を試した結果【レンタルサーバ】

 

▼ もっと速いレンタルサーバー

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