hoshimi12です。いつもお世話になっております。飲み会が2日連続というリア充ムーブを数年ぶりにしましたが、翌日の疲労感は決してリア充ではなく相応のものであった今日このごろであります。
さて、新作『マチノケモノ(かえると剣鬼リメイク)』、来月4月公開予定です。シナリオはおおよそ出来て、いま推敲を重ねてます。字数は15万字程度、まぁ普通に文庫本一冊くらいのボリュームっすね。
内容としては「ペル○ナとジョ○ョとバット○ンと何かのキメラ」って感じで、要するにバトルモノです。キミキメシリーズだけ読まれている方には意外に思われるかもですが、バトルモノもめっちゃ好きです。需要はともかくノリノリで書いてます。「ああこういうのも書くんだ!」って楽しんで頂ければ幸いです。
以下近況
先日クリエイターさんたちの飲み会に参加させて頂いて、「最近の自分は自己主張が乏しいな……」と思いました。皆さんなんかスゴいんですよね。「私はこう思う」「僕はこうしてる」「これが正解に違いない」ってことを、途切れることなく主張し続けられる、頑なな強いエネルギーを保有してるというか。
一歩間違えたら「自己主張が激しいだけのヤバいヒト」ってことなんでしょうけど、クリエイターとしてはむしろそれが正しい姿だと思う部分もあるわけです。
自分も、内側に秘めてるモノはたくさんあります。だからこそ創作活動をして、シナリオやイラストに魂を吐きだしてるんで。ですが、いざ「リアルの自分の口」となると、なんか一歩引いちゃうんですよね。じつは創作でも一歩引いちゃってるのかもしれません。
正直に最近の気持ちをいえば、「もっと売れたい!」し、「また商業で本を出したい!」し、「電子小説なんぞよりもっと売れる媒体を作りたい!」し、「なれるもんなら今からでもマンガ家になりたい!」し、「バーチャルユーチューバーやソシャゲが流行るようなオタク世界についていけない」し、「今の活動のままじゃもう厳しいな」と思ってます。ですが同時にセルフツッコミがいろいろ入って、なかなか吐き出せないと。「あんまり過激なこというと後々面倒くさいかもな」という心のブレーキもあります。
結局、常人が背伸びしてるだけなんすよね。
たまにKADOKAWAのことボロクソに言いますけど、「勇気の告発」というよりは、「どうせ業界干されてるだろうし今更怖いもんねーよ」っていうヤケクソであると自己分析しています。
これから
『マチノケモノ』を完成させて、次に『クロノウサギ』の電子書籍化をするつもりです。クロノウサギに関しては、「せっかく完成済みシナリオがあるんだからKindleストアにも載っけとこうよ」という感じで、さして強い意気込みがあるわけでもありません。マチノケモノもノリノリで書いてますが、「過去の宿題(かえ剣リメイク)」という感じで、こちらも特に強い意気込みはありません。ハッキリ言えば、消化試合っすね。売れるとも思ってません。
処女作のクロノウサギから始まり、クロノウサギが一つの終わりになると思います。
なんにも期待することなく、今後も淡々と新作を創っていくのか。期待できない場所からはさっさと去って、また知らない世界を迷走していくのか。まだ結論は出てません。
今回は以上です。「すっげー面白いものを創りたい」という気持ちは変わってませんが、「それだけじゃ生きていけない」という現実を知り、「そのバランス取りで結局中途半端になってる」という本末転倒を実感してる今日このごろでした。
なーんか一皮むけたいっすね。
ではまた!φ(・ω・ )
好評既刊