キミはキメラのこれからについてまとめておきます。
キッカケは作品へのご感想メールでした。ありがとうございます。
以下、あくまで構想です。試行錯誤しながら変化していく可能性もあるのであしからずです。またいくつかの返信と近況報告もかねています。
この記事の目次
「Kindleはいったん区切り」
Kindleストアにて、キミはキメラシリーズを計5冊公開しました。
キリがいいところまで書けたとおもっています。
3年がんばった正直な感想としては、「読者の電子書籍への抵抗感がすさまじい」「1本つくるのに半年以上かかって時間がとける」「出版業界そのものがもうヤバい」。
イイ経験をつめたし、イイ友人とも出会えました。
ただやはり、沈んでいく業界でがんばりつづけられるほど、自分は出来たニンゲンではなかったです。
そこでいったん区切りにして、次のステップに進むことにしました。
「YouTubeで動画コンテンツをつくりたい」
電子書籍のあとはYouTubeでコソコソ活動していました。
ゲーム実況チャンネルをつくり、いま2500人ほど登録者がいます。「遊んでたのかよ!」ってかんじですが、脳裏にはつねにキミはキメラがありました。
ゲーム実況をはじめたのは、「創作投稿の足がかり」のためです。
動画編集を学び、場の空気を知り、居場所をつくりたかった。
まぁこのへんはなんか、バカにされることも多かったですね。「創作から逃げてYouTuberかよwww」みたいな。
友人からもあまり理解されませんでした。
ただ、自分はイイ経験がつめたとおもっています。これからもライフワークのひとつとして、創作とともにゲーム実況をつづけていくつもりです。
「手描きはもうコストが高すぎる」
さいきん注目しているのは3Dツールです。
3Dモデルをつくって、3D空間で撮影をする。
手描きイラストよりコスパがイイです。
アニメ業界も手描きから3Dにうつってますよね。3Dツールは作画コストの削減だけではなく、カメラツールによる高度な撮影を可能にします。
ハッキリいえば、作画ではラクがしたい。
自分は個人ですし、イラストを外注しつづけるお金もありません。
なのでこれからは3D作画が中心になるとおもいます。
「人気ではなく継続のために」
キミはキメラは流行らないでしょう。
そこは楽観的にならず、ありのまま受けとめています。
なので「人気のための活動」ではなく、「継続のための活動」をするつもりです。一生創作してたいんですよね。
キミはキメラシリーズをおわらせるつもりはないです。登場人物ごとのストーリーにケリがつくことはあっても、世界はずっとつづいていきます。世界はそういうモノだとおもうし、自分はそういう創作が好きなんで。
ゆるーくキミキメをつづけていきたいですね。
「YouTubeでサウンドノベルを」
自分といったら、サウンドノベルです。
ただ今はアプリをつくる気はありません。制作時間が長すぎるし、「これだ!」という制作ツールがみつかっていないんで。
いまはYouTubeでサウンドノベルを投稿したいとおもっています。というかしました。2月時点でまだ一本しかありませんが。
▼ 創作用のチャンネルを実験的につくりました
これくらいなら一本あたりの制作時間は短くすむ。
視聴者の反応をみつつ、こまめに軌道修正していくこともできる。3Dモデルを改良したり、新しい表現方法にチャレンジしたり。
キミはキメラのシナリオも、ここに投稿するつもりです。
「ノベル動画には問題点もある」
- 修正できない
- 電子音声
- 一貫性がうすい
動画は「投稿後の修正」がほとんどできません。
また声優さんに依頼するお金もないので、電子音声をつかいます。
そしてひとつひとつは短編なので、ストーリーに一貫性をもたせるのがむつかしいです。時系列がゴチャゴチャしやすい。
このあたりの問題点は、割りきるしかないですね。
「設定資料はオンラインにまとめる」
▼ キミはキメラRC(wiki)
ストーリーをつくりながら、設定資料集も充実させていくと。
設定資料集は「作品をつくりやすくする」ためにありますが、まぁ公開しない理由もとくにないんで公開してる感じですね。
まとめ「好きなことして生きていく」
新しいことにひたすら挑戦してますね。
みるヒトによっては、「落ちつきのないヤツだ! けしからん!」ってかんじでしょうか。よく杞憂されます。
自分としては、前を向きつづけているつもりです。
PCフリーゲームからはじまり、スマホアプリをだし、商業出版し、個人出版し、YouTubeに動画投稿をした。いつかまた、べつの新しいことをはじめるとおもいます。
よく「続編ないんですか? 残念です」とか「もうアプリつくらないんですか? 残念です」とか「ハマルはVTuberにならないんですか? 残念です」とか────正直くそめんどくさい残念報告がくるんですが、残念ながらコントロールはできません。
ファンのための創作はしません。
これはもうハッキリいっておきます。
なぜなら作品の最大のファンは自分自身であり、ほかのファンはニワカにすぎないからです。
自分は作りたいものを作り、それがウケたら面白いなぁ、ハッピーだなぁとおもっています。何年も悩みましたが、いまはその姿勢が創作において最良だとかんがえています。
期待には沿えないかもしれません。期待に沿うつもりもありません。
ただ面白いことをやりたいだけです。
それがウケたらこれ幸い。
今回は以上です。人生によきライフワークを────ではまた🐺