「哲学的ゾンビ」をわかりやすく解説したい【対話形式】

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哲学的ゾンビ」とは何か。


気になったので勉強がてら話し合ってもらいました。なにか間違っていることがありましたらご指摘頂けると幸いです。

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「哲学的ゾンビ」の定義

物理的科学的電気的反応としては、普通の人間と全く同じであるが、意識(クオリア)を全く持っていない人間」と定義される。


ヒトデン

は? わかる言葉でしゃべれよ


グレオ

言ってることはシンプルだ。もうすこし言葉を短くしてみるぞ

哲学的ゾンビとは、「ふつうの人間にみえるけど、じつは意識(クオリア)が無い人間」のこと。


だからクオリアってなに!?

「クオリア」とは何か


クオリアは、カンタンにいえば「意識」とか「感じ」のことだ。それを学術的に小難しくいってるだけだよ


あのさぁ、意識とか感じってさぁ、「言葉にできない」ことじゃん


そのとおりだ。だからクオリアは、未だ科学的に説明がつくことなのかわかってない


えぇ……


哲学や脳科学なんてだいたいそんなもんだろ

「なんの役に立つ言葉なの?」


そもそもこの哲学的ゾンビくん、なんの役に立つ言葉なの?


これはもともと、「クオリアの解説」や「物理主義を批判する思考実験のため」に作られた言葉だ


ぶつりしゅぎ?

「物理主義」とは


「あらゆるものは物理法則で説明できる」っていう考え方だ。そして物理主義では、「心」までも机や椅子とおなじく物理的なものとして扱われる


心も、モノと同じってこと……? 


ああ。そしてこの考え方は、「世界は心とモノの2種類から成っている」と考える「二元論」と対立するんだ


あー、つまり「哲学的ゾンビ」って言葉を考えたヒトは、「二元論」こそ正しいとおもってたわけだね


だからこそ「ゾンビ」なんていうショッキングな言葉を使って、物理主義を批判しようとしたのかもな


「物理主義者は心(クオリア)がないゾンビだ!」、みたいな?


まぁ、皮肉が含まれていたかを知るのは、言葉をつくった本人だけだがな

冷たい人間、精神異常者、映画のゾンビとはちがう


ちなみに、議論の混乱をふせぐために、「冷たい人間や精神異常者、映画のゾンビとは異なる」ことを「2つの区分」で明確にしている


2つの区分?


「哲学的ゾンビ」と、「行動的ゾンビ」だ


行動的ゾンビ? なんか週末に旅行いきそう


行動的ゾンビは、「解剖すれば人間ではないことがわかるゾンビ」のことだ。SF映画にでてくる精巧なアンドロイドがこれにあたる


え? 哲学的ゾンビとなにが違うわけ?


哲学的ゾンビは、カラダも人間とまったく同じなんだ。あらゆる物理的な状態において、ふつうの人間と区別することができない


なにそれ……。じゃあ絶対に判別できないじゃん


そのとおりだ。だから哲学的ゾンビは、内面的な経験(クオリア)を欠いたという、あくまで「仮想の存在」なんだ


くっだらな……。物理主義を皮肉まじりに批判するために、仮想のゾンビをわざわざ創りだしたってこと?

まとめ


つまりさぁ、「哲学的ゾンビ」なんてのは仮想の存在で、物理主義を批判するためだけに生まれた言葉遊びってことでしょ?


言い方がキツいな……


「心」があるかどうかなんて、絶対に証明できないことでしょ。そんなもの研究して何になるの? キレイな石ころでも集めてたほうがマシじゃない?


ムダだとおもう人間もいれば、「学問」として成立させてしまう人間もいる。世の中なんてだいたいそんなもんだろ


(河原で石ころ拾ってこよっと)

今回は以上です。良き哲学ライフを────ではまたφ(・ω・ )

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