「ゆるキャンの続き見るかなー」とおもって久々にAmazon Prime Videoを覗いたら、トップページにけものフレンズのバナーが。「ついにけもフレ無料配信きたか!?」とクリックしてみたら────「dアニメストア for Prime Video」というナゾの新チャンネルが。
(「dアニメストア for Prime Video」は7月3日スタート。なお「Prime Videoチャンネル」のサービス自体は6月14日スタート)
以下、「dアニメストア for Prime Video」にモヤモヤしたついでに、調べたことをメモしておきます。
この記事の目次
「dアニメストアってなんだよ」
まず「dアニメストア」の概略について。単純に比較だけ見たい方は飛ばしてください。
“ NTTドコモがKADOKAWAとの戦略提携により、両社の折半出資で2012年度前半期に設立された “
ドコモ・アニメストア - Wikipedia
上記の通り、dアニメストアはNTTドコモとKADOKAWAがやってるアニメ配信サービスです。なお「Dアニメ」の商標は2009年登録ということで、「D」はドコモの「D」です。「カドカワ・ドワンゴのDも掛かってるのかな?」と最初おもったんですが、ただの偶然みたいですね。
そして今回、そのdアニメストアが、Amazonと提携して「チャンネル」を開設したわけです。
本家とAmazon版の比較
以下、各項目について比較していきます。
「価格の違いは?」
価格の違いはありません。(※)
両者ともに月額432円(税込)。
※ ただしAmazonの場合は、Prime会員費「325~400円(月額制かで変動)」が追加されますので、アニメ配信単体でなら割高です。そういう点ではデメリットですね。
「配信数の違いは?」
本家が「2500作品以上」
Amazon版が「約1500作品(にしたい)」
(注:2018年7月現在)
だいぶ差がありますね。今後コンテンツを増やしていくとのことですが、本家とAmazonどちらもそのつもりでしょうし、差が埋まるほどの増加量になるかは疑問です。
「決済方法の違いは?」
Amazon版はクレジットカード決済のみです。
本家はドコモケータイ払いもできます。
「結局、どういうメリットがあるの?」
メリットはあまりありません。メリットを挙げるとするなら、
- Amazon関連サービスが使える
こんな感じでしょうか。他にあればどなたか教えてください。(Amazon関連サービス:kindleFire端末・Fire TV Stick・プライムビデオアプリなどなど)
なお「初回30日間無料!」のキャンペーンですが、本家のほうは「初回31日間無料!」なので、1日だけ少ないです。細かいですが。
Amazonによるアニメ配信囲い込み
dアニメストアとの提携の話題で埋もれていますが、今回は他にも「スカパー! アニメセット for Prime Video」「キッズステーション オンデマンド」等々、アニメ以外を含めると計9チャンネルが新設されました。それぞれ月額課金制です。(どれも7月3日スタート)
なんにせよ「Amazonのアニメ配信が強化された」ことは間違いないですね。
お得かどうかは、置いておいて。
まとめ
- 価格は同じ(ただしPrime会員費が+)
- デメリットは「本家のほうが断然作品数が多い」「クレカ決済のみ」
- メリットは「Amazon関連サービスが使える」
「Amazonの囲い込み」以上の意味は、ユーザー側にはないと思いました。契約するなら本家dアニメストアのほうがお得なのでは。企業側にはシナジー効果だのなんだのあるのかもしれないですけどね。
「dアニメと提携したせいでPrime Videoの無料アニメ配信枠が減る」なんてことだけは避けてほしいところです。
今回は以上です。dアニメストア for Prime Videoはともかく、Prime Video自体は月額325円でいろいろ見られるのでホントオススメです。仮面ライダーもいっぱいあるぞ!
ではまたφ(・ω・ )
お前は誰だ