Name : 道頓堀のボリー さん
Title : 質問です。星見さん、お疲れ様です。先日、五年ぶりにクロノウサギをプレイしたのですが、文体がなんとなく比喩が多用されているなぁ、と感じました。それが飽きさせない工夫に違いない、と感じ、実践してみたのですが、中々うまくいきません!(笑)流石、星見様。やりますねぇ!(迫真)と敬服するとともになぜあんな文が作れるのか、ノウハウまたは参考文献などがありましたら教えて欲しいです。オナシャス!センセンシャル!
ありがとうございます! たまげたなぁ……。クロノウサギで比喩の多用っていうと、特にハルカ視点のシーンですかね? あれを今もう一度書けるかっていうと正直自信はないですが、たぶん「その場に居るような感覚」で当時書いたんじゃないかなと。「比喩ではなく自分にはそう見えた」感覚というか。何かを参考にしたわけではないので、参考文献とかはないですね……。
あと、比喩の多用は部分的であれば良いスパイスになると思うんですが、全体で使いすぎると料理というよりただのスパイス盛りになってしまうんで、加減は必要なのかなと。ネタや語彙をふやすという意味では、月並みですがいろんな作品に触れることが大事なんだと思います。
「飽きさせない工夫」という点で個人的に気をつけてるのは、「繰り返し読んで自分が飽きるような話は読者さんも飽きる」ということと、「不安(サスペンス)要素やミステリーの伏線を散りばめて先が気になるようにする」ということと、「テンポよくシーンを切り替えて刻んでいく」ということですかね(一つの場所や展開で字数を使いすぎない)。とはいえ……「テンポ=面白さ」とは限りませんし、このへんは自分も上手くできる時とできない時があるんで、けっこう難しいなと思ってます。
とりあえず以上です。正直自分もまだまだ未熟なんで、ノウハウをうまく言語化できないところがあります。許してくださいなんでもはしません。お互いがんばりませう!(・∀・)