トライメライ

160000字 SF色強め

 拡張彼女は、今までの作品よりSF色が強め。
 クロノウサギやキミはキメラもある意味ではSFだけど、かなり緩い感じでのSF要素の使用だった気がする。
 クロノウサギのSF要素はせいぜいタイムループの仕組みくらいなものだし。
 キミはキメラのSF要素はせいぜい「キメラ」っていう遺伝子操作技術の産物くらいなものだし。
 「サイエンスフィクション」ってのは、書く側にも読む側にもなかなか敷居が高い。
 「これSFです」って言っても、「こんなの『サイエンスフィクション』やない。ただの『すこしふしぎ』」や」って嗤われることが多い。
 「ハード古典SF」っつうものが存在していて、それが敷居を高くしている。
 若者向けに書くならば、「ライトSF」くらいしか受け入れられないだろうと思っている。
 「ライトSF」では科学考証やSF設定は、せいぜい「ストーリーのオマケ」程度の扱いってところだろうか。
 ハードSFと違い、そこまで科学的厳密さは求められていない。
 でも、「熱膨張って知ってるか?」的な事件を起こしてしまうと、総スカンを食らってしまうので注意しないといけない。
 そもそも「SFの定義」というのは、非常にややこしい。

 「ハードSF」
 「ライトSF」
 「すこし(S)ふしぎ(F)」
 「サイエンスファンタジー」
 「スペースオペラ」
 「センス・オブ・ワンダー」
 「スペキュレーティブフィクション(思索的小説)」
 「ヒロイックファンタジー」

 SFの定義論争はいろいろと厄介で。
 「ファンタジーもSFだ」っていう主張もあれば、「ハードSF以外はSFではない」なんて言う人もいる。
 俺が書いているSFは「人間に関わるあらゆる問題に対する文学的視索(スペキュレーション)」に近い気がするので、SF(スペキュレーティブフィクション)と言ったほうがいいんだろうか。
 例えばフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は、人間社会や歴史、文明、文化に対する巨視的な批判であるとして、単なる科学の礼賛に尽きないところから、スペキュレーティブフィクションの代表格として扱われている。ハードSFじゃないんだね……。
 それは1960年代イギリスを中心に起きた「ニューウェーブSF」の流れで起きたもので、ハードSFでは主に外宇宙について語られているけど、ニューウェーブSFでは内宇宙(人間の精神みたいなもん)に話が向けられている。
 寓話性、哲学性を持った、文学的価値にもスポットを当てられるSFが増えてきたのはこの頃からなそうで。
 拡張彼女を俯瞰して見てみると、確かにスペキュレーション――「思索」「考察」の要素が含まれているような気もする。
 スペキュレーティブフィクションってことにすっか?

 SF色を強くするってことは、その分「SF的設定」についての「説明」が増えることになる。
 ストーリーで楽しませるのはもちろんだけど、「SF的設定」のパズルで楽しませることも重要なのかなと。
 ただ、長ったらしい説明文というやつは、展開をだらけさせる。
 でもそれを怠ったら、SF色なんて強くならない。
 SF色を強くしたいなら、それ相応に「知識のひけらかし」をしないといけない。
 だから「SF」自体の敷居が高く、昨今はもっぱら敬遠されがちの気がある。
 で、SF小説ってのは、なかなか売れない。哀しいかなそれが現実。

 でも俺は、これからもずっとSF(的なもの)を書いていきたい。
 だからいろいろ試したい。
 ほんの少しいつもよりSF設定を厚くして、どんな反応があるかなーって。
 それに、今の自分でどの程度まで設定を濃くできるかってのも興味がある。
 あんまり「ストーリーじゃなくて設定で読ませる」っていう作品は好きじゃないから、その点は注意する。

 今年に入ってから決めたけど、クロノウサギとキミはキメラとかえると剣鬼、それに拡張彼女は全て同一時間軸上の同一世界観とすることにした。
 ホントは「クロウサとカエ剣」「キミキメとカクカノ」の二つの世界に分けるつもりだったんだけど、別にくっつけてしまっても差し障りないような気がしたし、むしろ世界観が広くなるかなと思ったり。
 ただ、「クロウサとカエ剣」はどちらかというと「地上世界」でのストーリーで、「キミキメとカクカノ」はより「アンダーグラウンド」な背景があるように思える。
 だから、同じ世界だけど方向性は違う感じにするかもしれない。というか方向性違うし。
 でも同じ世界観で作品を構築すれば、そのたびに世界観を構築する必要がなくなっていろいろと便利。
 もちろん、「剣と魔法のファンタジー」なんてものが書きたくなったら、別の世界観を構築するだろうけど。
 でもその時だって、「平行世界」ってことにして元の世界観とは関連性を持たせるつもり。いくつかネタを溜めているけど、お披露目はいつになるやら。

 ってか16万字行っちゃったねー。
 プラトンのイデア論関係の記述をしていたらゴリゴリ字数が稼げたでござる。あとで少し削るしかない。
 SF設定の肉付けは後回しにしているから、本筋ストーリーを書き終えたあとに肉付け作業をするわけで、やっぱりけっこうな字数になる気がする。
 読みたい本や勉強したいジャンルがまだまだあるし、なかなかカクカノの旅が終わってくれない。
 一度にこんな長い話書いたの初めてで、結果がどうなるのか非常に怖い。
 でもこれだけの読書量とリサーチ量も初めてなので、少しでも実を結ぶといいのだけれど。
 かなり設定の風呂敷を拡げていて、もっと突き詰めればもっと面白くなるような気がして、安易に書き終わりたくない。
 「まだ面白い展開や設定があるんじゃないのか」ということを、ずるずると考え込んでしまう。
 でもそれは辛いばっかりじゃなくて、知的好奇心がひたすらくすぐられる楽しい作業でもある。
 誰かに強制されたわけでもない勉強ってやつは、本当に面白いわけで。

142000字 拡張彼女のために買った本とか

 「SF」関係の本がいくつか。浅く広くみたいな感じの。『SFはこれを読め!!』って新書がけっこういい。古典SFの知識の導入としてすごくいい。これ読んで古典SFをいくつか注文して、到着待ち。
 あとは脳関係の本をいくつか。「電脳」って設定を扱っているので、ちょっとくらいは基礎知識入れておこうと思って。かなり面白かったわ。
 とりあえず「脳科学」と「神経科学」は違うからな。「脳科学者」ってのはエセ科学者に近くて、どっちかっていうと哲学者寄りの文系人間だから。
 あとはジオフロント関係の本をいくつか。一冊撮り忘れたのあるな。
 ニューロマンサーは有名な古典SF。サイバーパンクの金字塔。カクカノでサイバースペース(メタバース)の設定もちょろっと扱うので、一応読んでおこうかなと。後学のためにも。
 他にも『SFはこれを読め!!』で紹介されて古典SFをいくつか注文したけど、絶版モノの中古だから、ちょっと届くのに時間掛かりそう。でもプレミアついてない中古だからすっげー安い。20円とか。
 古典SF独特の文体と翻訳本特有のカタックルシイ感じがイヤなんだけど、いい加減勉強しないと。

 いつも何か書く時はそれに関連した本を買っているけど、今回は買いすぎ。
 それだけ設定周りに悩んでるって感じで。力が入ってるというより、悩んでる。
 そんでもって空回りしかねないような気がして怖い。
 後学のためには読んで損はないだろうけど、知識ばっかり作中でひけらかして本筋のストーリーのジャマになったら元も子もない。
 でも勉強が好きなんだよねー。ここ最近特に知識欲がヤバイ。
 関連書籍を買っておくと、「満足」する。その知識が入ると、もっと「満足」する。
 「満足」で終わらないようにしないといけない。知識は応用してこそ。応用されない知識なんて自分を悩ませるだけのゴミクズ以下。

 

 あとは歌舞伎の本もいくつか買った。こっちはカエ剣のための本。
 ちょろちょろ言われてるんだけど、「かえると剣鬼の今後には歌舞伎のネタとかも出てくるんですよねそうなんですよね」とかお便り頂くことがあって。
 「お、おう」って感じで答えたんだけど、ぶっちゃけぜんぜん歌舞伎の知識なくて。入れるつもりもあんまなかった。
 でも、入れたほうが面白いような気がして。
 せっかく喜与丸がいるんだし、せっかく和風っぽい感じにしてるんだし、せっかく「序幕」とか「第二幕」とか歌舞伎の用語使ってるんだし。
 俺はバリバリ、後付け設定とかやる男です。
 後付け設定って基本的に蔑視されるものだけど、俺はあんまそうは思ってない。
 後から思いついた設定でその作品が昇華されるなら、大いにやるべきことだと思ってる。連載漫画なんてどれも後付けのオンパレードや。でも面白いのあるっしょ。

 こんな感じで書籍買いまくってる。
 本が好きなんです。
 本が好きだから、電子書籍流行れって思ってる。みんなkindle買え。koboは……うっ、頭が……。
 紙の本ももちろん好き。電子書籍が流行ったらリアル書店はたくさん潰れるだろうし、出版業界も大規模縮小すると思うけど。
 要は「慣れ」だとは思うんだよな。「紙の本」の時代に暮らしていた人間にはさぞ抵抗感があるだろうけど、「画面上の活字」に慣れた新世代にはそれがスタンダードになると思う。「技術」って、いつだってそういう性質だと思うし。
 教科書だって電子化が進むと思うし、授業に電子端末だって使われるようになると思う。
 まあ何が言いたいかって、みんなもっと本を読もうぜ。

キャラを追加して後半にもう一展開

 拡張彼女の後編を書いていて、物足りなさを感じていて。
 もう少し何か展開を加えられないかなぁって、ちょっと手が止まっていた。
 既存キャラは、

 白谷真人――――主人公。13%だけ電人。
 シャンティ――――ヒロイン1。アンドロイド。
 カナエ――――ヒロイン2。電人。
 イノリ――――ヒロイン3。幽霊(?)。
 小野崎ダン――――カナエの父親。ジオラボの理事。元電人。
 鮫島悠人――――主人公の母親の仇の大量殺人犯。電人。

 登場人物の詳しいことはこちらの記事で。
 ざっと見渡してみて、「あっ、普通の人間がいないじゃん」って思った。
 あと、少なくとも150000字は行きそうなストーリーを、たったの六人で回すっていうのが困難に思えた。
 で、普通の人間キャラを追加しようと。
 なおかつ本筋に絡んでくるようなキャラにしたいなぁって。単なる脇役ではなく。
 で、ジオラボ(主人公が新たに所属する研究所)の警備員のジーサンを新たにメンツに加える、つもり。
 初期段階から警備員か警察官をキャラとしていれようか悩んでいて、今回割といい展開が思いついたので入れることにする。
 でっかいピースが埋まった感じで、スッキリした。
 最初はゲーセン店員を入れる予定だったんだけど、初期プロットから大きく話が変わってきたので泣く泣く削除。いつかどこかで流用したい。
 名前はまだちょっと悩んでる。
 ゲーセン店員が「大迫信也(おおさこしんや)」だったからそれでいこうかとも思ったけど、ちょっと若々しい名前のような気もする。
 「土田源治(つちだげんじ)」でいいか。
 名前なんてノリでいいんだよノリで!! 意味を持たせたい時だけ真剣に考えるけど。だいたいは後から意味がついてくる。
 「ゲン爺」って呼びたいだけ。
 厳しい警備員のジーサンで、主人公とは対立させようかなと。
 歳の割に動けるジーサン。

 あー、スッキリした。
 でも考えたばっかりだから、ちょっと寝かせる。
 まあ割とすんなり組み込めるとは思うんだけど。

76000字 ヒステリックなヒロインとか

 「ヒステリー」という言葉は、現代の精神医学ではあまり使われなくなっているらしい。
 ヒステリーの語は、長らく女性特有の疾患と誤解されていて、古典ギリシア語で「子宮」を意味する「hystera」を語源とするくらいだった。
 19世紀後半にシャルコーの睡眠療法やフロイトの精神分析が行われ、「無意識への抑圧」などの考察がされた。
 1990年代になって、精神疾患を「原因で分類」するのではなく「症状で分類」する方法が主体となり、1994年に発表された『精神障害の診断と統計の手引き 第四版』では「ヒステリー」の言葉は消滅し、「解離性障害」と「身体表現性障害」に分類されることになった。
 このような経緯に加えて、「ヒステリー」の言葉が昨今で雑多な意味として用いられていることがある。
 なんにせよ「ヒステリー」にはもともと「病気」の意味が付属していて、いい印象はない。
 もっぱら「ヒステリー」は、興奮で感情をコントロールできなくなる様子のことで言われる。

 いま書いている『拡張彼女』のヒロインの一人は、よく激情する。
 怒ったり、泣いたり、笑ったり、喜んだり。感情の起伏がすごく激しい。
 その一面は、果たしてヒロインとして読者に受け入れられるのか。
 そういうことを、ちょっと悩んだ。

 「好まれるヒロイン」ってのは、なんなんだろう。
 「こういうヒロインは好かれる!」みたいな定型は、あるんだろうか。
 もっぱら自分は「男性向け」のつもりで書いているけれど、どうも女性層にも読まれているフシがある。
 もうオタク産業は冴えない男だけのものではない感じだ。世知辛い。
 「男」だけに向けたものなら、男にとってだけ都合のいいヒロインを書けばいい。
 でもそこに「女」がいたら、そんな「男にとってだけ都合のいいヒロイン」についてどう思うんだろうか。

 自分は男だから、男にとって都合のいいヒロインを書く。
 でもそこばかりに傾けば、反感を買う。
 でもそこで抑えれば、支持は得られない。
 バランスを……とか考えていたら、袋小路に迷い込む。

 「人間を書こう」っていつも思って書いている。
 「人間」を書いているつもりでいたら、ヒステリックなヒロインが一人できてしまった。
 それもまた「人間」なんだろうけど、果たして「好かれるヒロイン」なんだろうか。
 そのヒロインはほとほと強く「愛されたい」という感情を持っているので、なおさら歪んでいるかもしれない。
 「愛されたい」と強く望んでいるのに「好かれない」、ってのは自然なことなんだろうか。ふと思った。

 このままヒステリックな感じに書いて、どんな反応があるかってのは興味ある。
 個人的に「両性から嫌われそうなヒロイン」だと思ってる。
 ある一面では主人公に依存してベッタリで「あざとい」のに、いざ激情するとヒステリックに叫んで「めんどくさい」。
 「あざとくてめんどくさい」なんて、嫌われる要素満点じゃないか、なんて。
 思い過ごしなのか、考え方が間違っているのか。

 何はともあれ、今さらキャラ路線を変更するわけにもいかない。
 問題はそれら一面をどの程度露出させるかって感じだろうか。

74000字 カクカノの性的描写とか

 怒濤の性的描写ラッシュ。
 こうして拡張彼女を俯瞰してみると、かなり「性」のことを取り扱っているように思える。
 少しキミはキメラとシチュが似ている部分があって、でもまあ、ほぼ異質なものであると言えるかなと。
 同じ世界観で、「優性種」について扱っているというのもある。
 恋愛要素もあるといえばある、ような気もする。

 やっぱいくつか書いてると、テーマ被っちゃうね(´・ω・`)
 その「テーマ被り」が「作風」って呼ばれるものなのかも、とちょっと思ったり。

 カクカノの前編後半、怒濤の性的描写ラッシュで。
 とりあえず「若干の性描写あり」とか注意書きしておくけど。
 「若干」の部分には個人的に大いに違和感があるけど。
 「本番」は無い。しかし「それに近い何か」はある。
 露骨な描写は避けつつ、でも露骨に描写する部分もあり。
 「大丈夫なん、これ……?」と読み直しながら幾度となく不安になる。
 「エロい!」とか「いやらしい!」とかじゃない。
 ただ「性の話」ってのが全体を通して存在していて、前編後半は特にその話が集中しているというもの。

 自分は非常に「性」に興味がある。
 「エロい話が好き」とかだけではなく、「性の話」に興味津々。
 感情とか、本能とか、身体の仕組みとか。「動機」の部分。
 もちろんその「動機」には、登場人物の「環境」とかも含まれる。
 単純に「セックスという動物的な行為」で話を終わらせるんではなく、その背景にあるいろいろなものとか。
 そういうのぜんぶ引っくるめて、「性」というものに興味がある。
 まあ「思春期の性に対するもやもやした思い」を、この歳になってもずるずると引きずっている。厨二病乙。
 気持ちよかったり、気持ち悪かったり。そういうのがごちゃ混ぜになっている。

 建前はR-15とかにするだろうけど、「全年齢向け」として配信するわけで。
 そうなると、「そういうことに嫌悪感を示す人」みたいのが読者に混ざってくる。
 もしくは、「エロ」には興味あるけど「性」の話には興味がないなんて人もいるかもしれない。
 「性」には興味あるけど、その作品の性的描写は同意しかねるなんて人もいるかなと。
 読者に「男と女」がいるものだから、そこらへんカオス。
 折り合いを、どうするか。

 あまり露骨にしては「エロ」に傾く。
 あまりくどくど書いたら「気持ち悪い」に傾く。
 あまり薄くしたら「性」のテーマを出せなくなる。

 全年齢向けで性的描写を書くとなると、その辺りでひどく悩む。
 カクカノでは特にその手の話が多いので、どうしたものか。
 「性」はサブテーマくらいのつもりで書き出していたのに、気がついたらそればっかりになっちゃった(´・ω・`)
 「性」のテーマは「快楽」と「嫌悪」がすぐ隣に存在するから、すっごい扱いづらい。

ラストのメド立った & 拡張彼女の登場人物(仮?)

 拡張彼女を書き書き中。現在40000字。
 ラストの展開を悩んでいたけど、ようやくメドが立った。
 もう一展開加えようかと初めは思ってたんだけど、展開を変えることでその必要はなくなった。
 これでプロットの迷いがほぼ無くなったので、ゴリゴリ書いていく。もう書き直しなんて絶対しないかんな。
 シーン数は60~70くらいになるだろうか。
 目標字数は100000字だけど、もしかしたら+20000くらは行くかもしれない。
 俺は展開早いと受け取られることが多いようなので、気持ち多めに話を詰めたほうがいいんだろうか。

 今回設定がいろいろあってややこしい。かなりややこしい。
 設定に深入りしていくとストーリーから脱線しそうで、深入りしなかったら設定構築した意味が薄れてしまう。
 あんま説明をだらだら書く話は好きじゃない。
 なるべくメインに絡めて自然な感じにしたい。
 絡められなかったらサラっと流していつかに生かす。

 以下、『拡張彼女』の登場人物暫定。ネタバレだけど、まあ、いいよね。
 たぶんキャラ設定はもう変わらないはず。微々たる変化はあるかもだけど。
________________________

【白谷真人(しろたにまこと)】
 主人公。若き研究者。
 15年前に起きた「帝都大三十人殺し」で大学准教授の母を亡くした。
 帝都大三十人殺しの犯人「鮫島悠人」は「電人」であり、そのことや母へのコンプレックスを理由に白谷は電人研究の道に入った。
 電人とは「電脳化」済みの人間のこと。電脳化とはMEMS(マイクロマシン)を直接脳に注入する技術のことで、脳障害の治療以外にも様々な副次効果が得られるという。
 電人本人の意図しない異常行動が予てより問題視されており、鮫島は犯行を否認している。
 非常に真面目で冷たい印象。真理のためなら労力や危険を厭わない。
 相方のアシストロイド「シャンティ」を帝都大から買い取る際に教授陣と揉め、大学を去らざるを得ない状況に。
 そんな時に「アシハラジオフロント」の国営科学研究所(通称「ジオラボ」)に招かれ、新天地で電人研究を進めることになった。
 電人を憎んでいるが、本人も研究のために13%だけ電脳化している。
 釣りが趣味。

【シャンティ】
 白谷のパートナーである女性型アシストロイド。メイド服。
 非常に落ち着いていて感情表現は乏しい。
 掃除が趣味。

【小野崎カナエ(おのざきかなえ)】
 白谷を招いた理事長「小野崎ダン」の娘。16歳。100%の電人。
 病気を理由に学校へは通わず。しかし褐色の健康体にしか見えない。
 小野崎ダンから半ば押し付けられるカタチで、アシスタントとして部下になる。
 非常に無愛想で、加えて電人を嫌う白谷とは折り合いが悪い。
 格闘ゲームが趣味。

【イノリ】
 白谷の前に現れる「幽霊少女」。
 自分の姿が見える白谷にベタベタと纏わり付く。
 カナエを激しく敵視している。
 動物園を回るのが趣味。

【小野崎ダン】
 カナエの父にしてジオラボのエレクトロニクス分野の理事長。
 電人研究の第一人者。
 植物を育てるのが趣味。

【鮫島悠人(さめじまゆうと)】
 15年前の「帝都大三十人殺し」の犯人。
 本人は犯行を否認している。
 その電脳には特異性が見られる。
 死刑が確定しているが、十五年経った今でも刑は執行されていない。
 「誰かに操られた」と主張している。
 電脳を研ぎ澄ませるのが趣味。

自分のプロット(ハコガキ?)の書き方

 

 プロットの書き方が正直よくわからない。
 当然のごとく誰かに教わるもんでもなし。
 いろいろ「シナリオの書き方」的な本は読んでいるけど、プロットの書き方は多種多様。
 上の画像の感じだと、俺のはプロットというよりむしろハコガキを初っぱなから始めている感じかもしれない。
 上のネタバレ含んでるけど、序盤だからいいかなって。
 俺のプロット(?)の書き方(?)は以下の感じ。

続きを読む

近況把握 短期計画を立ててみるテスト

 俺は予定や計画を具体的に立てるのが嫌いです。
 それは何故かというと、計画が狂うことが大嫌いだから。
 「計画狂うのイヤ!」→「なら最初から計画立てなきゃいいじゃない」
 というどうしようもない思考の結果。
 予定が狂うと激しくイライラしてしまい、むしろそれでモチベーションが下がってしまうことがある。
 ただ最近思ったのは、「いつまでもそれでいいんけ?」ということで。
 まあ普段から漠然と予定は立てているんだけど、漠然なもんで。

 まず、『かえると剣鬼 第四幕』を休止しているということがある。
 なぜ休止しているかという言い訳をつらつら書くならば、
・ちょっとネタ尽きてきた。勉強したい
・アプリ版がぜんぜん伸びなくて萎えた
・クロノウサギの時も途中で別の作品書いてたし、いいんじゃね?
・とにかく別の毛色の話を書きたかったetc…
 ってな感じ。
 で、なにはともあれ『拡張彼女』というものを書き始めてしまったので、とにかくそれを書き進めている感じである。

  『拡張彼女』は、「短編のほうが労力対効果得られるかどうかの確認」という意味合いで書き始めた。
 キミキメ(2時間)は、クロウサ(8時間)やカエ剣(10時間余裕で超える予定)に比べたら恐ろしく短期間&小労力で制作することができた。
 要するにコスパがとんでもなく高い作品だったつうか。
 「あれ? もしかして短編だけ書いてたほうが数字稼げる……?」
 という思いが、カエ剣第四幕制作中に悶々と頭の中で渦巻くことになってしまった。

 『拡張彼女』を制作したいと思った理由はもう一つあって、「絵の練習をしたかった」というもの。これが一番でかいかな……。
 『キミはキメラR』の影響でなおさら思ったんだけど、カエ剣の絵のクオリティじゃダメだなって。
 抜本的に塗りや絵柄を変えなくちゃダメなんじゃないかって。
 それで『拡張彼女』のヒロインのカナエとかイノリとか描きながら、新しい塗り方とかを必死こいて追求した。
 カエ剣って連載型で、連載型で何が困るって、途中で絵柄を変えたりするのが困難だということ。もし変えるとすれば、立ち絵全てをまた描き直さないといけない。それはとんでもなく大変。
 カエ剣第三幕で塗りを変更して、「まあ前よりは良くなったかな」と思ってたんだけど、まだまだそんなレベルじゃ甘くて。
 拡張彼女(カクカノ)の立ち絵とカエ剣の立ち絵を並べてみてまた思ったけど、「これ全部描き直しだわ」って。
 カエ剣は思い入れがあるからこそ、中途半端な出来にはしたくない。なるべくなら見栄えもよくしてあげたい。
 「モチベが高すぎて作れない」って感じだった。
 だから短編のカクカノで、絵の練習を目一杯したいなと思った。

 で、短気計画だ。
 ぶっちゃけ、ちょっと芳しくない。
 カエ剣第四幕を休止したあたりから泥沼である。
 路線変更してカクカノを書き始めたのが五月の終わり。まあ六月とするか。
 紆余曲折を得て、93000字まで書いたを0から書き直したのが八月の頭。
 二ヶ月間掛けたものが、血肉にはなったとはいえ「パー」である。
 そこからストレスでの偏頭痛や吐き気などを経て、プロットを練り練りして35000字に至ったのが八月終わり。九月とする。
 あんまり活字に起こしたくないんだけど、

 「拡張彼女を書き始めてからすでに3ヶ月経過している」

 当初の予定ではもう既に書き終わってて立ち絵やらなんやらも終わってるって感じだ。
 もう書き直すことはない。おおよそ流れも満足しているし。
 あと一ヶ月ちょっとでシナリオ自体は書き上げられそうな気もする。
 そろそろ追い込んでもいい頃合いかなと思うので、

 シナリオ完成目標は10月頭

 としようかなと。
 具体的に計算していく。
 いま35000字。目標字数が100000字とする。あと65000字だ。
 65000÷31=2096.77…なので、日速2000字で書かなければならない。
 俺の月別平均が日速2000字くらいなので、まあ無難な感じである。
 シナリオさえ書き上げれば、俺はけっこう早い。
 ただ今回は、「絵の練習」が目的の重要項目に入っているので、シナリオ書き上げたあと必死こいてイベント絵を描きまくらなければならない。
 描きまくるっつっても、10枚くらい……? もっと描かないとダメかね……。

 とにかく、プロットはおおよそ決まったんだから、あとはゴリゴリ書くだけや。
 まあ正直もう少しプロット弄りたいんだけど……。
 とりあえず二度目の書き直しだけはなさそうなので、ちょっと楽観視。フラグ乙。

5 / 512345